「資料館」の最後は「原爆『リトルボーイ』」についてです。
もういろいろな場所で、原爆のしくみについては言われているので、ここでは「ウランどうしをぶつけて核分裂反応を起こした爆発を起こす爆弾」ということにしておきます。
私が関心をもったのは、実際に爆弾の中で、核分裂反応した「ウランの量」についての展示でした。
実際に積まれたウランの100分の1程度(重さにして800~900g)で、その量を立方体にしたものは、見た目、3センチか4センチ程度の立方体で展示(模型)されていました。
(ウランは地球上でもっとも重い物質なので、それくらいの大きさになるのでしょう。)
60kg以上のウランを積み、さらにその1%程度の爆発結果で、あのような甚大な被害が出てしまう・・・。
(スカイツリーのてっぺんであの3~4センチ四方のものが爆発して、あのようになる・・・。)
この投稿で題名の一部に「科学と戦争」と書きました。
今の私には、本当に、もうそう言うしかないです。
(資料館についてはおしまい。つづく)
-K.O-