郷土教育ブログ初登場のIです。
郷土の会員で教科書運動に関わっています。
パブコメって書くの、憂鬱ですよね。
今回、私の区でも教育ビジョンに対するパブコメ募集がありました。
やっと書き終わりました。
それを連絡係の私が教科書の会の皆さんにお知らせしたものです。
以下に紹介します。
皆さまへ
連絡係のIです。
今、やっと「おおた教育ビジョン素案のパブコメ」を区教委にメールで送りました。
今日の区教委傍聴の後のお茶会でパブコメの話が出た時に、Yさんが「今日、もう書いて出しちゃった。やることがたくさんあるからいつまでもかかずらわっていられないし…」
とのこと。
さすがいつも頭の切れるYさんだなあと感心した。
私など「出さなくちゃ」「出さなくちゃ」と何日も前から気になっていたのに「こう
いうの苦手なんだよな」とついつい後回し。
その分ずーっと気持ちが重くて憂鬱だったのに、なんという違いなんだろう。
Hさんもお茶会の後、ひとりテーブルに残って書き、区教委に出して帰るとのこと。
それでは私も何とか頑張らなくちゃ…という次第。
家でおおた教育ビジョン素案のHPを開けていざ、書いてみると、
言いたい事は山ほどあるのに思いが書ききれない。
通じないだろうなと思いつつ、とりあえず、出すだけでも良しとしようということにした。
このパブコメが気になっていた時に朝のNHKラジオで大阪市立大空小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」の初代校長の木村泰子氏がゲスト出演した。
それを聞いて、「そう、そう、こういう学校が良いんだよな」と以前見たその映画の
ことを思い出し、大田区の学校もそんな風にしたいなと考えて以下のパブコメを書きました。
以下、私の出したパブコメ
学校教育の根幹は、授業で満ち足りた思いを子どもたちが味わえることです。
スクールカウンセラーやその他の人員を配置しても肝心の授業で満たされなければ子どもたちは荒れます。
教職員が互いに伸び伸びと相談し合い、実践を交換して技量を高め合える学校環境を整備することが子どもたちの心の安定につながり、結果として学力も向上します。
教育の目標は子どもたちと顔を合わせている教職員自らが立てるもので,教育委員会が何パーセント向上させるなどと数字を出すべきではありません。
そんなことをするとまるで鶏をケージに入れて身動きさせずただ卵を産ませる姿を連想させ、息苦しくなります。
教育委員会は学校と教職員を信頼し、勤務評定や学校間、教職員間の競争を止めさ
せ、あまり意味のない書類作りから教職員を解放し、子どもたちと向き合う時間を保障することが大田の教育を良くするなによりの近道になります。
-K.I-