コウベタヌキノショクダイの生存戦略は、葉緑素を持たず、栄養をキノコなどから得ていますが、このような植物を菌従属栄養植物※と呼ぶそうです。
※光合成能力を失い、キノコやカビから養分を奪うようになった植物のこと。ツツジ科、ヒメハギ科、リンドウ科、ヒナノシャクジョウ科、コルシア科、タヌキノショクダイ科、ラン科、サクライソウ科、ホンゴウソウ科などが該当し、これまで日本からは約60種が報告されている。
7年ぶりに出現した六甲高山植物園で、2022年9月に見たギンリョウソウモドキ*も葉緑素を持たない植物です。
※光合成能力を失い、キノコやカビから養分を奪うようになった植物のこと。ツツジ科、ヒメハギ科、リンドウ科、ヒナノシャクジョウ科、コルシア科、タヌキノショクダイ科、ラン科、サクライソウ科、ホンゴウソウ科などが該当し、これまで日本からは約60種が報告されている。
7年ぶりに出現した六甲高山植物園で、2022年9月に見たギンリョウソウモドキ*も葉緑素を持たない植物です。
2022/9/13 六甲高山植物園
ギンリョウソウモドキ* ツツジ科ギンリョウソウ属
本州〜九州の山地に生える。全体に白色で高さ10〜30cm。茎頂に花を1個つける。果実はさく果でのちに上を向く。ギンリョウソウに似るが、液果にはならずさく果となる。花期は9〜10月。
同じ科同じ属に属するギンリョウソウ**の生存戦略について、先日、NHKの”植物に学ぶ生存戦略 ”で紹介されていました。
ギンリョウソウは葉緑素を持たない上に、樹木が産生する光合成生産物を寄生するベニタケを経由し獲得して生育している。
樹木は短期間で枯れることがないため、樹木の光合成産物を安定して受け取るということです。
ギンリョウソウは葉緑素を持たない上に、樹木が産生する光合成生産物を寄生するベニタケを経由し獲得して生育している。
樹木は短期間で枯れることがないため、樹木の光合成産物を安定して受け取るということです。
ギンリョウソウ** ツツジ科ギンリョウソウ属
全体が白色で葉緑体をもたない。茎は高さ20cmほどで、茎の先に下向きに花をつける。果実は液果、球形で白色。下を向いたまま熟す。花期は5〜8月。
毎回、興味深い植物の生存戦略が紹介されるこの番組、次回の再放送は、
植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之
NHKEテレ 3月7日午後3時~3時30分です。
全体が白色で葉緑体をもたない。茎は高さ20cmほどで、茎の先に下向きに花をつける。果実は液果、球形で白色。下を向いたまま熟す。花期は5〜8月。
毎回、興味深い植物の生存戦略が紹介されるこの番組、次回の再放送は、
植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之
NHKEテレ 3月7日午後3時~3時30分です。