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「對龍山荘」庭園・・・その二

2024-10-04 | おでかけ情報
文化遺産オンラインによれば、

庭園は、大別して南半の流れと北半の池庭で構成。
いずれの水源も琵琶湖疏水の分水を利用


南端の小滝から水を落とし、浅い流れとして北流させ、居室、茶室の前を巡り、書院の縁下を通して池に落とす。


池の東端では大滝と伝落ちの滝から水を落とし、両滝の中間に水車小舎を設ける。


池には中島を設け、渡しかけの橋と沢飛石で結ぶ。

また、南の流れの東には園遊のための芝生の園地を設け、池の東奥には菜園を設けている。

この庭園は、明治期に南禅寺界隈に造られた多くの別荘庭園の一つであるが、池、流れ、露地、借景など伝統的日本庭園のほとんどの技法を巧みに組合せ、かつこの時代の庭園の特徴である芝生地を設けるなど、作庭技法上特にすぐれたものとして貴重である。

東山や隣の金地院などを借景とした広がりをみせる庭園で、松などの植栽は手入れが行きととどき、見る角度により様々な景色が楽しめます。


水車や菜園と呼ばれる花ショウブなど季節の花を楽しむエリアもあり、池庭式庭園の形にとらわれない仕掛けもあります。