13日からマスク着用は個人の判断に委ねられました。
街や電車の中での様子は、この3年とあまり変わったようには見えません。
急に態度が変えられないのが人の習性かもしれませんし、まだまだ感染予防が優先するとの考えが優っているのかもしれません。
忽那先生がこの問題を取り上げています。
”3月13日からマスク着用は個人の判断 マスクの考え方と必要な場面や状況について”
忽那医師 3/12
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230312-00340882
全ての人が適切にマスクを着ける場面、外す場面を理解することは難しく、どうしても個々人の理解には差が生じる。
・人によって(新型コロナの)感染リスクの捉え方は様々
・マスクを着けたくても皮膚が荒れたりといった理由で着けられない
人それぞれに考え方や事情が異なると思いますが、マスクを着ける人、着けない人がお互いを尊重しながら緩和を進めていくことが大事。
マスクの着用は新型コロナに対する有効な感染対策であるという前提のもとに議論を進める必要。
と、先生は指摘しています。
・症状のない人も含めてマスクを着用する「ユニバーサルマスキング」という概念が新型コロナ以降の感染対策として定着
・また、マスクは自分が感染しないためというよりも、周りに感染を広げないためという意味合いの方が強い感染対策
◎どのような状況であればマスクを外しても「比較的安全」と言えるかを考えるための目安
・現在の流行状況が落ち着いているか
・周囲に重症化リスクの高い人がいないか
・周囲に感染したことがある人やワクチン接種者がどれくらいいるか
各自がそれぞれの場面における感染リスクを理解し、マスクを着けるべき場面、着けなくてもよい場面が適切に判断できるようになることが重要
と強調しています。
これまで以上に感染予防のため、個々人が”賢く”判断し、行動することを求められますね。