よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

もう一つの目

2009-09-28 11:25:47 | とりとめもなく

 国は新しい方向に駒を進めようとしている、長年一党独裁の中で、日本の国は腐敗し政治家は、国政に居座りたい為に公共事業を優先し、新幹線を引き込み、ダムを作り高速道路を作ってきた結果、バブルを生み出し株価は変動し、国民の生活は置き去りにされた。
バブルが崩壊し、その傷も癒えないままアメリカ発のリ-マンショックが追い討ちをかけ、日本経済は底を打ち、失業率は6%にも届く程の不況に追い込まれた。
日本経済立て直しを含め、今、新政権は日本の腐敗してしまった膿と、腐敗するであろう事業を見直そうとしている。
147のダムと、優先順位の低い公共事業を含め、見直し、国民の血税を有効に使えるよう国の為に働く使命を持って、政治家、官僚、地方役人、全てがもう一度自分の役割を考え 国民の為に人力を尽くして頂ければと願っている。

過去に作り上げてきた公共事業の殆どは、表向きは公平さを装い、競争入札の形は取ってきたが、殆どは談合の中で決められた価格、国がはじき出した予算の95%以上の入札価格で落札された工事が殆どで、政治家や官僚は何の疑いも持たずと言うより、持てず発注してきたのだろう。
公共事業を引っ張る政治家、それを現実のものにするための策略、権力者を金で動かし、接待し、礼金を払い公共事業反対派を沈め、美味しい夢と、美味しい条件を提示し、何千億円もの金を、湯水のごとく使ってきたのが今までの日本。

湯水のごとく沸いて来るお金、何処にどう使おうと自分の腹は痛まず、資金が不足すれば、法律を作り国民から税金という形で吸い上げれば事は足りていた日本。
しかし、やっと今、国民もそのことに気づいた。
市民の目線に立って事を決めていく大切さに気づき始めたのかもしれない。
しかし、まだ私達国民は、本当のところ無駄を無くす意識をもっていないような気がする。
国家予算の濃縮されたものが、私達の家計、その中で私達は日々の生活を保つ工夫はしている。
無駄を無くす為で切るだけ安い食材を探し、衣服はバ-ゲンで買い、ご主人の小遣いは大幅カットされ、手弁当や、コンビにでおにぎりを買い家計を守っている。

そんなやりくりの中での住まいづくりは、今までその家庭が節約し無駄を省いて来た事が生かされ、或いはその意識が住まいづくりに生かされているかと言うと、殆どの人は住まいづくりの中に、無駄を無くす意識が見られないのが現実なのです。

何処か、今まで日本がやってきた公共事業に似ており、一個のダム建設の費用が高いか安いかのさえ検討もつかないし、自分の税金が使われていても、一旦手を離れたお金なので、言及する意識もない為、建設費は修正される事無く政治家や、官僚の言いなりで
予算は当てられて来たのだ。
市民レベルにおける”住まいづくり”もしかり、高いのか安いのか分からないから
結局は、業者のいいなりになってしまい、品質と金額を照らし合わせた時、「何でこの品質で、こんな高額な予算で納得し契約するのだろう?」と何時も考えさせられる。

2000万円もあれば十分出来る家を、3000万も支払いクロスと、シ-ト貼りの偽物の造作材と、薄板を貼った新建材の床板とで出来上がった、殆ど自然素材は使われていない見せ掛けの綺麗さに満足し、3000万円を支払った事に疑問さえ持っていないのが現実なのです。日々生活の中で、衣服をバ~ゲンで買い求め、安い食材を広告で探し、車を走らせ

ご主人は、コンビにで昼食を取り、住まいづくりの自己資金を貯めた努力が、活かされず、大きな無駄に気づかす、無駄をなくして作った資金が、無駄の中に吸い込まれてしまっている。
国の公共施設も、私達個人の家づくりも、必要な事は、無駄を無くす為の、もう一つの目を持つ事が、造るうえで必要になってくる事を認識すべきではないだろうか?

 

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