よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

来場者

2010-09-29 08:27:05 | とりとめもなく

昨日通りがかりですが少し見せて下さいと、
ご夫婦と娘さんと3人の方が事務所を訪れた。木に興味があるらしく、ログハウスの丸太の太さにご主人は驚かれていた。
娘さんは薪ストーブがたいそう気に入られたのか、
お父さんにしきりに勧めておられた様だ。

自然の温もりがいいのだと話されて、私も、毎年この温もりを肌で感じ、
薪ストーブの暖かさと、炎のゆらぐ光景をみているとどこか安堵感を覚え、平和であることを実感する。
時には、ストーブで肉や魚を焼き、電熱機で焼いた味とは違う
美味しさに舌鼓を打ち、時には設計の打ち合わせ途中に、芋を焼きお客様と一緒に食べることもある。

昔、子供の頃焚き火をしながら焼いた焼き芋の味がよみがえり、
懐かしい光景が浮かぶ。
今は、全てに便利さが要求され、火をおこし薪をくべ、煙に涙を流すことさえない。
しかし、何故かそれが懐かしく手間はかかってもストーブの火や炭火の方が体と心があったまるような気がする。