大震災により多くの命と、殆どの物が流され壊されてしまった現状を見るにつけ、命だけは失わなかったが、そのほかの物をすべてなくした人達、「これからどう生きればいいのか?」との言葉が・・・。
死者は1万人単位だと言われているが、もし津波後、自衛隊の戦闘機でもいい、捜索機を飛ばし、そのあとヘリを飛ばしたらどうだったのだろう?
10人でも20人でも、もっと多くの命を救えたのではないだろうかと思えてならない。
縦社会の日本、その縦社会に慣れてしまった日本、上からの命令が無ければ動こうとしない日本人、戦闘機は戦争にしか使えないと思い込んでしまっている自衛隊。
自分の通勤に戦闘機を飛ばしても、人の為には飛ばせない自衛隊の
弱さがあるのかもしれない。
勇気ある人なら、命が大事だと飛ばすだろう、自分は自衛隊を首になっても 戦闘機を飛ばそうと思った人は多分一人もいないのかもしれない。
報道を見て、大変だ!・・・と思うだけで
組織に縛られ、敵が攻めてきた時の為に毎日訓練をし、
戦闘機やジェットヘリは戦争の為以外には使ってはいけないと
思っているのか?
年月が過ぎ、使えなくなり何の役にもたっていない戦闘機を廃棄処分にするのだろう。
「命 てんでんこ」…自分の命は自分で守れ!・・・と言う意味だそうだ、
誰かに守ってもらえると思うなと言うことは、この津波の被害に限らず、私たち日本人が自分に言い聞かせなければならない言葉かもしれない。
「命 てんでんこ」・・・人に頼らず自分の命は自分で守れ!
そう、自分に言い聞かせよう。