弁護士事務所や建築設計事務所などは、一般的にみて敷居が高く気軽に相談出来ないという意識を持っている人が多く存在します。
当社が設計事務所としての会社名にしなかったのもその理由が一部あり、もっと開かれた事務所にしたいとの考えから、コンサルタントという事務所名にしましたが、やはり当社に訪れるクライアントの中にも
「勇気を振り絞って来ました」・・との声も聞く。
「当社は設計事務所じゃないんですよ!」と言っても、一級建築士事務所は設計事務所だとの認識が強いようだ。
コンサルタント業務は、当然設計もするが、色んな相談も受ける。
看板、表札、家具、取って、造園、
弁護士からは防犯の相談に乗ってあげて欲しいとの依頼もあるが、生きている間、誰かの役に立てればいいと思っている。
喜んで頂ければ自分の存在価値もわかり、自己満足の世界ではない
充実感はそこにはある。
「ガイアの夜明け」というテレビ番組をたまに観ることがあり、昨夜は奮闘する弁護士の活動を取り上げていた。
法律には たけている知識を持って、震災で苦しんでいる被災地に走りロ-ンの支払いの出来ない人達の対応に知識を提供している弁護士。
高齢者の自宅を訪問し、残った財産の処理の相談に走る弁護士。
敷居が高いと思われている事務所の中にも、人々の役にたちたいと思っている人達は多く存在する。
私達が今後考えないといけない事は、思い込みや、世間の見方やとらえ方に従うのではなく、自らの目で見極め正しい判断をし納得出来る生き方を探し出さなければならないのではないだろうか。