残雪の鹿島槍ヶ岳を目指して、1泊2日(冷池山荘泊)の登山を企画、幸い天候も良く期待していたが、赤岩尾根の取り付き口を間違えて、北俣本谷に入ってしまい、行き詰って残念な撤退を余儀なくしなければならなかった。今回の失敗は、取り付き口を見落とした事と、どこかの頂上に抜けられるだろうと安易な判断がこの失敗をもたらしたものと思う。小さな見落としが大きな失敗に・・・またコースのない雪道では安易な判断は危険であると思った。 しかし、素晴らしい雪山風景と楽しいトレッキングが出来ました。
大谷原の登山口 遠くに目指す鹿島槍方面 西俣出合、ここに赤岩尾根の登頂口があった トレースの跡を追って、北俣本谷に入って登頂口を探す なだらかな沢を登って行く ここからでも登れるだろうと、安易な気持ちが歩を進める しかし、徐々に勾配はきつくなる 頂上は少しずつ近づくが 険しさは増す トレース跡はあるがこれ以上は危険と判断 時間的にも無理と 休憩して、下山開始 名残惜しくも、安全を優先 下りは雪が柔らで手こずる この山岳風景に別れを告げて またの機会を期す 登頂口に下りて、案内図を確かめた
山を楽しむ
健康維持のため