生き残ったブナ、足尾鉱毒に負けずに生き残った孤高のブナを見てきました。中倉山とは幾度か聞いていたがあまり関心がなかった。今回山友に進められて初めて登った。驚くなかれその山容の素晴らしさに改めて感動した。同時に崩壊した山肌に草木の生えぬ鉱毒の恐ろしさに身震いした。人間の起こした鉱害の山は元に戻るには数百年の年月がかかるだろう。いや、もう元には戻らないかもしれない。その罪の償いだろうか、山の崩壊を防ぐための工事がなされていたがそれは気休めに過ぎないのではないかと思った。破壊された自然は破壊した人間を破壊する。
山を楽しむ
健康維持のため