人間生きている限り全ての欲望を消す事は出来ない。
「貪欲(どんよく)」は様々な問題を引き起こすのです。
では、如何すれば良いのでしょうか?。
「四諦」「八正道」により解決できると言われています。
「四諦」(したい)とは
1)苦諦・くたい
仏の教え(真理)を聞かない人々にとっては、この世は
「苦」である。
*苦しみの実態を直視して見極める事です。
2)集諦・しゅうたい
渇愛とでも呼ぶべき人間の執着心。
*人生苦の原因を反省して探求する事です。
3)滅諦・めったい
その苦の原因の執着心を滅ぼし無くすこと。
*人生苦を消滅した安堵の境地です。
4)道諦・どうたい
それを説いたものが真理の道である。
*苦を滅する道の教え。「八正道」「六波羅蜜」に精進すること。
人間は物や地位や名誉等にとらわれる「執着心」が事の問題を引き起こすのです。
即ち「貪欲」(どんよく)です。