「お金は貯めるより使うほうが難しい」
お金の使い方について。「雑阿含経」の一説をご紹介します。
先日、テレビをつけたところ偶然にも、昔若年で上京する際に、寺の住職に言われたこの教え
を忠実に守り、大成した社長の話を聞きました。現在でも守り通しているそうです。この教えが
無かったら現在の自分は無かったでしょうと言ってました。私も少しは守っています。だから現
在があるのかな。 では現代訳で紹介します。幸せになれる教えですよ。
「技能をしっかり学んで、それを方便(正しい手段で)し収入を得なさい。そして
収入を得たならむやみに使わないで、それを四っに分けて四分の一を生活費に
あて、四分のニを営業(仕事)に使い、残った四分の一を貯蓄して収入の途絶え
たりする非常時に備えなさい」。と言う教えです。
2500年も前の釈迦の言った教えです。凄いですね、現代にもぴったり言葉です。
バブルで稼いで、はじけて現在苦労している方が大勢いるようですが、この教えを知っていれば
今でも安泰の暮らしが出来たでしょう。人生は、良い時期は短く、悪い時期は永いものです。
人は良い時期になると有頂天になりやすく、永く続くものと勘違いして大盤振る舞いをしたくなる
ものです。心してこの教えを守り、安泰な生活を送りましょう。