「水は答えを知っている」江本 勝著を読んで
感じたこと 第二章
*「人間の能力」
私達は、自分自身がもっている能力について過少評価していたのかもしれません。
人間は、本当はもっとすごい能力をもっているのです。今確認されている元素の種類は、
108から111あると言われています。
人間を構成している元素で現在確認されているのは90と少しだけだと言われています。
おそらく体内にはまだ発見されていない元素があるか、あるいは、より進化して残りの元素
を持つことによって、人間は完成された存在になるのではないだろうか。
高等生物になればなるほど、体内の元素の数はふえていきます。
*「煩悩」(ぼんのう)
仏教では、人間は108の煩悩をもつとされています。煩悩とは、私達人間が生まれながらに
もっている迷い・執着・ねたみ・虚栄などの心で、煩悩が人生の苦しみをつくり出します。
108の煩悩というのは、人間が体内に持つ108の元素にそれぞれ対応しているのではな
いかというものです。
人間は生まれている限り108の煩悩から逃れることはできません。次々と湧きあがってくる
ネガティブな感情をどう付き合っていくか、それが人生をうまく生き抜くコツでもあるのです。
れでは、怒りや悲しみ、あるいは恨みといった感情をいだいてしまったらどのように対処す
ればよいでしょう。
第一に、とりあえずどんな感情も否定する必要はないということを理解してください。
人は誰でもネガティブな感情を持って生まれてきています。どんな人も人類が誕生して
以来の気の遠くなるような先祖の記憶を持って生まれています。その中に当然ネガティブな
感情もあるわけです。一時的にせよそういった感情を消すにはどうしら良いのでしょうか。
波動の法則からすれば、いやな感情とは正反対の波動を出せばよいのです。二つの波動
が合成することでネガティブな感情は消えます。
人間のネガティブな感情には、それと正反対のポジティブな感情があるのです。
次のような二つの感情が、正反対の波形をもち合わせている。
恨み~感謝・怒り~やさしさ・恐怖~勇気・不安~安心・イライラ~落ち着き・プレッシャー~
平常心。相反する二つの感情が同じ波形を持っている。それには二つの意味があります。
まず、人間は誰でもジキル博士とハイド氏のように、二つの顔を持っているということです。
短気な人ほど涙もろい。「良い人」に見えた人が、ある日突発的に犯罪に走るなどというの
も良く聞く話です。
良い人格だけを持っている人もいなければ、根っからの極悪人もいません。その両面を
持っているのが人間の真実の姿だと言えるでしょう。
もう一つの意味は、あるネガティブな感情にとらわれた時に、反対の感情によって、それを
打ち消すことができる。というものです。
恨みの感情によって病気になってしまった人は、感謝の心を取り戻す事で体を癒すことが
できる事になります。
「ネガティブ」=「消極的な」「否定的な」の意味。
「ポジティブ」=「前向きな」「プラス思考な」の意味。
*「波動」
人間のネガティブな感情の波動が、それぞれの元素のもつ波動と対応している。
いらだちの感情は水銀とおなじ波動。怒りは鉛と同じ波動。
悲しみやさびしさはアルミニュウムと同じ波動。
心配、不安はカドミュウムと同じ波動。
迷いは鉄の波動と同じ。
人間関係のストレスは亜鉛と同じ波動。などが、お互いに結びついている。
「アルツハイマー」アルミニュウムの鍋や食器を使っているとアルツハイマーの原因になるこ
とは、最近やっと指摘されるようになって来ました。しかし、これはアルミニュウムの波動が
さびしさ、悲しみの波動とほぼ同じためで、老人のさびしさや悲しみといった感情がアルミニ
ュウムを呼び寄せ、アルツハイマーに結びついてしまうことになります。
第三章につづく。