斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

講演会を聞いて

2012年10月21日 11時15分56秒 | 赤十字
本日は、新潟県赤十字安全奉仕団救急法研修・研究大会という催しものが新潟市内で開催されました。
赤十字安全奉仕団とは、日本赤十字社に登録されているボランティア団体の一つで、特に救急法などの命を守る講習会を普及する目的で活動しています。

基調講演として、新潟県社会福祉協議会 笹川直樹さんの講演を聞きました。
タイトルは、新潟県における災害時のボランティア受入れ体制の実際について、でした。
その中で、災害と隣り合わせの私たちという項目があり、
1.国土は世界の1/400の面積なのに、世界の約1/10の活火山がある
2.世界でおこるM6以上の地震のうち約1/5を占めている
3.日本人が最も平均して被害を受けているのは水害で、過去10年間に全国の自治体のうち9割が水害を経験し、約450の市町村では慢性的に被害を繰り返している
とのわかりやすい説明がありました。

また、助け上手と助けられ上手のバランスが重要という話もあり、社協さんも実情をよく把握されているな、と感心して聞いていました。ぜひ、これからも「誰が主役なのか?」を勘違いしないように活動できる世の中を作りましょう。

水難においては、「溺者が主役」です。


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講演会「自然と共に生きる技術 長岡技術科学大学の挑戦」 のお知らせ (聴講無料)

2012年10月21日 08時24分09秒 | 長岡技術科学大学の広報
本学は、新潟県立図書館が県内大学と連携して実施する事業「国内トップレベルの智恵に触れてみませんか 県内大学の研究成果のご紹介」に参画し、11月15日(木)14時から新潟県立生涯学習推進センター1階ホール(新潟県立図書館複合施設)で、
「自然と共に生きる技術 長岡技術科学大学の挑戦」
を主題とする講演会を開催することとなりました。 講演会では自然に恵まれた新潟県の風土と技術の関わりについて3人の教員がそれぞれの研究成果を講演しますので、是非おいでください。

開催:11月15日(木)14時から
場所:新潟県立生涯学習推進センター1階ホール(新潟県立図書館複合施設)
聴講無料

【講演内容】
○環境・建設系教授 山口 隆司「世界と新潟の水環境、および水浄化技術」
○機械系准教授 上村 靖司「大量の雪をエネルギー源として活かす」
○生物系助教 山本 麻希「野生動物との共存をめざすための工学技術」

【参加申込】
参加を希望される方へ、詳細パンフレットはこちら
http://www.nagaokaut.ac.jp/j/news/img/2012/e_121004_2_1.pdf

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