大間原発…

大間・改良型沸騰水型軽水炉…
その特徴は
全国の原発から出される
使用済核燃料から取り出した
プルトニウムに
ウランを混ぜ合わせた燃料を
全炉心に使用する
世界初のフルMOX運転にある…

しかしその危険性への指摘は
数々多々にわたり
核分裂時の制御が難しい事や
発熱量の高さゆえ
冷却時間が通常の六倍を要す
事が叫ばれ続けている…

それは
この国の中のどの原発よりも
事故の危険が高く
冷却不能や制御不能になれば
その被害は福島の非ではない
事を意味する…

さらに
隣接する核燃料の貯蔵施設や
六ヶ所村を見れば
大間だけの話では既になく
この国が歩んできた原発計画
その根本のツケを全て
下北に支払わせようとしてる
思惑が浮かび上がる…

この半島に点在する核施設は
全てでひとつなのである…