囃子稽古… 2013年09月13日 | 日記 祭りの夜は近づきつつ 公民館から 笛太鼓が聞こえてくる… 夏祭りが終われば あっという間の秋祭り 其れが終われば やがて冬支度が始まる… 往く夏惜んで鳴く蝉は 今日で六日と四半時… 北国の冬は 余りにも早くに訪れる…
ふたつの琴… 2013年09月13日 | 日記 元来佐井は廻船業で栄え 商家や妓楼が 立って並んで繁盛したと その人は言う… 紙腔琴はオルゴール 手風琴はアコーディオン どちらも遙々 北前船がもたらしたもの… どんな音が鳴るのだろう…
露和辞典… 2013年09月13日 | 日記 一九四四年… 佐井を出航した多賀丸十六人乗りが その後漂流しロシアへ漂着… 一九八二年… イルクーツクで多賀丸の乗組員二世 により編集された「露和辞典」は スゴい勢いで佐井方言混じりだった… て事は、それで勉強したロシア人は ダニエル・カールみたくなんの? むむむむしろ読みてええぇぇぇぇぇ~
山丹交易… 2013年09月13日 | 日記 中国黒竜江下流の住民を アイヌ民族は「山丹人」と呼んだ… 古来より山丹とアイヌとが 間宮海峡を隔て樺太を舞台にした その交易に佐井の人々も 何らかの形で加わっていたという 痕跡がある… 村にはそれらを示す品々が伝わる… 中でも煌びやかな山丹服は 古来より「蝦夷錦」の名で呼ばれ 江戸幕府の大名や商人達にとって 垂涎の品だったと言われる…