徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

無題…

2013年09月15日 | 日記
函館の古物商店の看板に
アイヌの着物とある…

東北の北部という場所は
後代まで
権力者達の支配が及ばず
蝦夷も服属しなかった為
11~12世紀まで
日本という国の枠組みに
組み入る事が無かった…
その後
江戸藩政時代においても
異民族と扱われる彼らは
租税を免除され
生活そのものを
脅かされる事は無かった…
そのため
和人達と混在しながらも
アイヌの営みは失われず
東北におけるアイヌ語は
戦後になるまで語り継がれた…

それだけに
アイヌ民族に関わる品が
この辺りに眠っていても
全く不思議ではないが
手放す人は恐らくいない…

半農半漁…

2013年09月15日 | 日記
この辺りの集落は
小さな河口にへばりつくように
民家がひしめき合う…
かつては集落への道すらもなく
人々は船を繰り出して
外とのやり取をしていたといい
道路が開削された今でも
バスの運行は無く
集落を繋いでいる定期船が
住民達の足代わりとなっている…

海と山が挟みこむ狭い土地には
小さな農地が耕され
人々の半農半漁の暮しが見えた…

採り過ぎずに捕り過ぎもしない
そして必要な分を育てる…
考えてみれば
庭すらも無い高級マンションて
人の住む所なのか…