ナオキ沢… 2013年09月16日 | 日記 浦沢直樹の作品を 無性に読みたい時がある… 最後に読んだのは ヒマさんの家に揃ってた 20世紀少年だった… 面白い物語はみんな 最後まで結末が分らない… 人生も先が見えないから 不安だし楽しいのだと思う…
欄干の人… 2013年09月16日 | 日記 橋の欄干を飾る ちょっとした装飾ですら 先住民の姿に見える それは 夏の終わりの魚どろぼう… 八世紀に蝦夷を侵略した 平安勢力の記録には 次の一文が残されている… 蝦夷の骸の 顔の異なるを見て(以下略)… 侵略されたうえに それを討伐とよばれる事 それは勝った方が 歴史を作ってきたという ひとつの証拠だぴょん… 欄干の人が そう言って笑っています…
原子力の隣… 2013年09月16日 | 日記 牛滝という小さな漁村… 人々は日が落ちるまで働き 夜は早くに家々の灯が消え 朝になると 五時から船が港を出始めた… 買い物は荷物を積んで来る トラックを待ち そしてまたのどかな中にも 忙しい一日が暮れていく… 下北の 原子力半島と呼ばれている レッテルの裏には 慎み深く素朴に暮す人々の 営みがあり しかしそれは大きな産業や 就職先や財源元が無い事の 裏返しでもある… これまでの原子力計画とは そんな過疎地を 常に狙い撃ちし続けてきた 経緯の中で推し進み 都会の電力生産の為か 地方経済と生活の為なのか 綺麗事ばかりで 取り繕われる言葉の中には 一番肥え太っている人間と それにぶら下がり 甘汁をすすり続ける者達が 存在する事の真実は無い…
女性的なもの… 2013年09月16日 | 日記 菩薩や観音の眼差しには どこか女性的なやわらかさがある… そして その縦に割れて穴の開いた大岩も とても女性的だとその老人は語る… それは哲学的な表現なのか それとも 酔っ払い達の居酒屋トークなのか 判断しかねる要素は大きいが そういう意味で言えば 男性的なる岩も近くに立っていた… この程度の話では御座いましたが 一筆申し上げた次第であります…
菩薩の棲む場所… 2013年09月16日 | 日記 仏ヶ浦… そこは菩薩、如来が棲む所といわれる… 古くより恐山を詣でた巡礼者達が その足でこの地を訪れ 立ち並ぶ岩仏に向かい両手を合わせた… その道は余りにも険しく 急峻な山々を 幾つも超える大難所であったと伝わる… 仏ヶ浦、本来の名を「仏宇多」と言い それは先住民の言葉で 「仏の浜」を意味しているといわれる…