徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

核の箱(4)…

2013年09月26日 | 日記
施設を挟んだちょうど反対側の土地が
西松建設の裏金二億円で
買収工作された知られざる問題発生地…
面積にして1ヘクタール
燃料水揚港から施設への専用道が通り
傍らに小さな漁村がある…

東京電力の清水元社長と皷元副社長は
当時の用地買上げ交渉を
警備会社ニューテックの会長に依頼し
その資金の工面を西松建設に依頼
更に不足した分をニューテック会長が
一時的に立て替えているが
この対象地は
東電関連会社のリサイクル燃料貯蔵が
額面上約二千万円で買収となっている…

買収の見返りとしてニューテック側は
施設の警備業務を数十億円で受注
一方の西松建設は
十年間で五百億円の発注を約束された…

そして発生した裏のコストは全て我々
電力利用者が支払わされる事になる…
そりゃ~ハラも立ちますわ…

核の箱(3)…

2013年09月26日 | 日記
しかしながら
六ヶ所村の再処理工場が稼働しなければ
日本の原発は耐用年数を待たずに
使用済み核燃料プールに容量が無くなり
新たな稼働は出来ない…

されど稼働すれば
1日にMAX9tという再処理が可能となり
容量から1%程のプルトニウムが抽出され
処理すればする程その量は増える…

そしてそのプルトニウムもまた
消費しなければいけない土産物でもあり
それを燃やす為に
泊原発で知られるプルサーマルの計画や
大間のフルMOX運転を
ゴリ押しする必要があったと想像出来る…
だが、その計画は一向に進んではおらず
最終処分の目途も立ってはいない…

日本の原子力計画は
随分と行き詰まっているようにも見える…

核の箱(2)…

2013年09月26日 | 日記
ここに運び込まれた使用済燃料から
プルトニウムを取り出し
そこにウランを混ぜ合わせた燃料は
世界初の名のもとに
大間原発の全炉心で燃やされる…
そしてそこで燃え残った最後の塵は
六ヶ所村の土深くに埋められ
遥か十万年もの時を刻み続ける事に…
それが全てこの狭い地域の中だけで
繰り返されていく事になる…

これから生まれてくる百の世代には
なんの伺いを立てる事も無かった…

核の箱(1)…

2013年09月26日 | 日記
そこは使用済み核燃料の貯蔵施設…
東電80%日本電源が20%の出資で
1000億円かけ先月中旬に完成…
原発の外で
使用済み核燃料を唯一保管出来る
この核の箱に
全国の原発から出た核のゴミ山が
次々と運び込まれてくる事になる…

ただそれには
12月に施行される新基準規制への
適合が不可欠であり
当初計画していた来月操業からは
少し出遅れる事になるが
しかしそれすらも
国と原子力産業との間での茶番と
世間では噂される…