朝日新聞の連載:(プロテウスの罠)村人になる
1回目の記事の終わりに次のような説明があった。どんな展開になるんだろうと毎回楽しみにしていた。
原発被災地を初めての「仕事場」に選んだ若い2人の姿を通し、ある復興の足取りを伝えます。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12141612.html
終わりの20回目の記事の終わりには次のような記載があった。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12171367.html
ご感想をはがきや手紙で送って下さい。
宛先は〒104・8011朝日新聞東京本社特別報道部です。
私は、二人のそして二人を取り巻く人々の活躍に感動し葉書を出した。どうせ返事はこないだろうとタカをくくっていた。今日、朝日新聞いわき支局の岡本進さんから葉書を頂いた。
「このたびはお手紙をいただきありがとうございました。川内村を担当して四年になりますが、かかわればかかわるほど魅力を感じる場所です。ぜひ一度訪れてみてください。東京から電車とバスを乗り継いでこられたご夫婦もいました。松本さんの温かい言葉はお二人に伝えます」
反省しいている。もっとていねいに葉書を書けばよかったし、なにを書いたか残しておけばよかったと。すごく嬉しい日でもある。気持ちをストレートに伝えることは大切だ。現地に行きたい。
「この身」を生きる
到彼岸法要の案内 水澤山真福寺
慌ただしく背中を押され、目の前をかき分けつづける日常・社会であるように感じる時があります。時には、今を練り直したり、より道や道草の許される社会こそ「豊かな社会」と憧れたりもします。しかし、目の前のこの日常が欠けてしまったら、無くなってしまったらと想像すると、何気ない目の前の光景が、かけがえのない、何よりも大切なものだと、キラキラと輝いて見える時もあります。震災から5年。無難・無事のありがたさを噛みしめます。
昼夜平等・新しい息吹の春彼岸
「大切なあの人」と向き合い、「ご先祖さま」に向き合い、「大自然」に向き合い、あるべき「この身」へ背中を押して貰いたい。