成城 福井歯科
歯が心配 痛くなってからでは遅いのは知っているが。
ちょっと噛み合いが悪く部分入れ歯が痛い。意を決して(大袈裟かもしれないが)朝一番に福井先生に電話。今日なら午後3時からOKという。成城学園にある福井歯科。昔のゴルフ仲間。歯医者さんと床屋さんはやっぱり気の置けない人がいい。横になってすべてを投げ出さなくてはいけないから。
福井先生はラグビーをやっていたから力が強い。豪快で笑い声が絶えない。痛いのを我慢していたら、抜かなくてはダメだね、といきなり。「決心していない」と今日は逃げた。先生はあとで後悔するのだろうな、「あのとき先生が言ったように抜いておけばよかった」と。
酒をやめたら1年間風邪を引かなかったですよ、と言ったら先生は「酒をやめたことは関係ないのでは。酒飲んで外で寝て風邪ひいていたんでしょう」と。長い間の付き合いだから経過をよく知っている。植木等のスーダラ節を思い出した。
ちょいと一杯のつもりで飲んで
いつの間にやら梯子酒
気がつきゃホームのベンチでごろり
これじゃ体にいいわけないよ。
わかっちゃいるけどやめられない。
そうだよ!ちょっと前までの自分だった。酒を止めて風邪を引かなくなったとは自分の錯覚だった。なるほど、先生の言う通りだ。
成城学園前
成城に降りるのは久しぶり。どんどん衰退していく感じ。成城パンが懐かしい。ここまできたら駅ビルの居場所に行かなくては。なんとなくいいな!成城石井よりOXの方が買いやすく品物も豊富だ。駐車場は600円。
100分de名著 レヴィ・ストロース“野生の思考”第1回「構造主義の誕生」
長い間未熟で野蛮なものとして貶(おとし)められてきた「未開社会の思考」。近代科学からすると全く非合理とみられていたこの思考をレヴィ=ストロースは、「野生の思考」と呼び復権させようとする。「野生の思考」は、非合理などではなく、科学的な思考よりも根源にある人類に普遍的な思考であり、近代科学のほうがむしろ特殊なものだと彼は考える。それを明らかにする方法が「構造主義」というこれまでにない全く新しい方法だ。
初めて聞く著者であり本である。だからこそ非常に興味がわく。でも、放送を聞いてもスルッと溶け込んでこない内容。難しい。テキストを買ってこよう。