みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 真夜中のトイレ誘導、リキさんとの違い

2020-05-12 02:43:00 | 日記
昨日は良いお天気でした。私は朝の買い物に坂州の農協の店まで行くので、梅やんをデイサービスまで送りました。



出かける梅やんです。


買い物は全部で4000円です。牛乳、卵、オレンジジュース、トマト、台所洗剤、新ジャガイモ、人参。


坂州の向かえ地区が見えます。夏が近づいております。今年も八十八夜が過ぎました。


夕方、デイサービスから戻った梅やんはお茶の葉を掻き混ぜております。


夕食後、私は梅やん夜用の二重紙オムツを履いて寝るように勧めましたが、梅やんは他人事のように見ております。
「まあ、ご丁寧にしよるのう。けれど、それを履くようになったらおしまいじゃ!ワシはまだお陰で小便を漏らしたことはないけんな!いける、ありがたいものじゃ」と言って言うことを聞きません。


この顔を見てみなされ!この後、また台所でコメを探していたので安定剤を飲ませて寝させました。
夜中に起こしてみると、昼の小便のままの紙パンツで寝ておりました。


トイレ誘導。


履き替えさせる。梅やんは「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と何度も素直に言っております。
寝る前の梅やんは自分の事を忘れて強情ですが、一眠りした梅やんの脳は正常に働いて素直になって居ります。
94歳だった父リキさんも死ぬる前の半年間は、手を引いてあげると、「ありがとう、ありがとう」と小声で言いましたが、夜も素直に介護を受けてくれました。アルツハイマー型認知症の梅やんは、夜には興奮状態になり、言うことを聞いてくれません。ここがまったく違います。


丑満時です。午前2時を時計が指しております。


コメ2合を仕掛けてスイッチを入れて、これから私は寝ます。梅やんはよく寝ております。明日はデイサービスと木沢診療所受診です。
それでは今日はこの辺で。