みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、肺炎で入院 

2022-08-05 05:15:00 | 日記


昨日、午前3時、口腔からの吸引で褐色の膿性痰がチュウブの吸引口に垂れ下がって出てきました。一吸いで30センチの量でした。


梅やんの手指の血管の酸素飽和度は吸引中に酸素マスクを外すと、みるみるうちに61%まで下がりました。


気管内の膿性痰を吸い出した後は、3リットル毎分の酸素吸入下で97%までSPO2は回復しました。


意識不明の梅やんはチイ叔母が来てくれても目を開けません。


ユキ妹に着替えをしてもらいました。


梅やんはボンベから3リットルの酸素吸入を受けながらマイカーの指定席に乗り込みます。


梅やんの車はかつてデイサービスに通った沢谷の出合の辺りを上那賀病院目指して走って行きます。


私が子どもの頃、ユキと私の手を引いて梅やんが坂州の診療所へ歩いて行った三田付近の道。


途中、マツモト理容店の前で主人に、意識不明になった、上那賀病院に入院すると私が告げて車は走ります。
フミ叔母が手を握り声を掛けてくれました。梅やんは反応しません。




午後2時前に上那賀病院に到着し、徳島市から来たセツ姉が見てくれてから、入院しました。


CT撮影で右肺の肺炎、両側胸水が有り、慢性心不全と尿路感染症。呼吸困難、意識レベル低下。二酸化炭素ナルコーシス昏睡という説明を受けました。
左肺は無気肺というのは聞いていましたが、右肺が肺炎というのには驚きました。しかし、すでに抗生剤が入っておるし、酸素も入っておるし、多量の痰の吸引の処置も家でしていたので、炎症を抑え込んでいるとの医師からの説明でした。
1ヶ月の入院期間の見込みです。回復すればまた同じようにショートステイで在宅療養して行きましょう。
梅やん日記を見てみると、7月17日と18日に2回の抗生剤を家で投与していたのが幸いしたようです。


現在残り2錠あります。これとは別に7月29日から海部病院の抗生剤処方薬が続いていましたから、炎症反応が少ないのです。
それでは今日はこの辺で。