みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 徳島県西部は雪の1週間

2023-02-03 19:30:00 | 日記


この1週間は、県西部も雪の覆う日々でした。祖谷山の介護老人福祉施設も雪の中で営業されています。私の知人も数多くの方々が入所されております。向こうは笹峠。高知県に至る峠道です。かつて朝鮮人労働者が道路を抜いた道で、アリラン峠と呼ばれています。

施設へ至る市道は除雪されていますが、除雪前の早朝には、厨房の職員さんが長靴を履いて歩いて1時間余りもかかって出勤します。こうした高齢者施設でも外国人技能実習生が介護の仕事で働いています。



近くのドクターヘリの離発着場は地元の建設業者さんが除雪してくれています。




施設と離れた集落の中心部にもヘリポートが有り、そこへ至る道も除雪されています。


救急医療の患者さんは、このヘリポートからあの山の峠を越えて徳島市の県立中央病院へ20分で運ばれてゆきます。


私が住む三好市井川町の山間部では、市がリースして業者に委託して山間部の市道や農道の除雪をしています。
こうしたなかで、在宅療養の訪問介護や訪問看護が行われており、三好市は事業者に6割り増しの費用を補助して、在宅介護を支援しています。
さて、明日は梅やんを県南の日和佐へ迎えに行きます。
それでは今日はこの辺で。