みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ヒソウネの山

2023-02-12 03:22:00 | 日記
昨日は紀元節の建国記念日で祭日か祝日かでした。私は徳島市内で1時間ほど戦前の「京大滝川事件」の講演を聞いてから美波町へ向かいました。東祖谷山村出身の長尾孫夫さんのことですが、時間がなくて資料をいただいて帰りました。

さて昨日、梅やんは午後3時半にヒワサの施設を出て5時過ぎに木沢へ帰りました。途中の長安口ダムで休憩。ヒソウネの山の向こうは勝浦です。


助手席の梅やんは寝ております。


木沢の家に着くと、すでにセツ姉たちが来てくれていました。
早速、居間で吸引をして、夕食のメイフロー高栄養トロミ流動食500キロカロリー500mlを胃ろうから注入、その後は足浴をして、湯たんぽを入れてもらって、歯を磨き、就寝しました。



梅やんはしゃべったり、笑ったりしました。お喋りの内容は定かには分かりません。何か夢を見ながら話しているようです。
昨日は温かく、梅やんは良い状態でした。
一昨日聞いた話ですが、知人が東三好で在宅で世話をしておられた梅やんと同年の方が、施設に入ることができてホッとしていたところ、昨年末に亡くなられたそうです。施設ではだんだんと食事を摂らなくなり、コロナに罹り急変したそうです。ご遺体は袋に入れられて火葬するとのことでした。その友人が言うには、みなみさんのやり方が良いのではなかろうか、ということでした。
今はコロナ禍で在宅の訪問看護で看取りたいという高齢者が増えて、生協の診療所附属の訪問看護の人気があるそうです。でも、最期までとなると家族の負担が大変な場合もあるようです。確かに梅やんのようなやり方が良いかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で。