初めて一人で見た映画

月１回の友人の定例ランチに参加して、コーヒーや紅茶の飲み放題にいつもおしゃべりに花が咲いて梅雨の晴れ間のひと時が過ごせた。
新聞の記事の切り抜きを態々私の為に持ってきてくださった。
「日にち薬」と言うまるで私が投稿したのかと思われるような内容で、涙がこぼれた。
それでも日にち薬よと人に言えるまでに２年以上かかるのだ。
まだまだ日にちが掛かりそう。

一人で初めて映画を見た。　予約も購入も皆画面で入力して初めての体験。
「愛を積む人」と言う映画は妻を亡くした夫の話。
反対の立場で冷静に考えると、映画は映画、現実はもっと大変で、あまりにも大変だったから私が残ったほうが良かったのかなあ。
映画では何通も手紙が残されていたけれど、私にはあまりにも急で何も残してくれなかった。
私も信じられなかったけれどそれ以上に本人が一番信じられなかったのではと、仏壇の前でそればっかりを思い時間が過ぎる。

一人での生活に慣れなければと思いながらその一歩を踏み出す、まだまだできないことがいっぱい。
何を積みながら過ごせばいいのか暗中模索真っただ中。

百か日が過ぎました。

梅雨の晴れ間に人が来てくれるのに雨でなくて良かった。
２,３日前に体中にじんましんが出来てびっくりしてお医者さんに。
食べた物か、草ぬきか、体調が弱っていたからか、とりあえず薬を貰ったら１日で治った。
薬を飲むと眠たくて、ゆっくりしなさいと言うことか。
百か日の法事を何とか済ませ何やらほっとして朝からグダグダと過ごしている。
観ようかと言うテレビもあまりなく、読もうと思って買った本も今のところ積読。
お裁縫も一段落して、新しくこれをしようと言うものもない。
こんな時は何もしないでごろごろしていようか。

私のブログが見られないと、心配してお電話をくれた友人。
ぼちぼちでも続けていますので安心してください。

３Ｄのゲーム機が知らぬ間にたまっていたポイントで交換できた。
脳トレや、ぷよぷよの中古のソフトを買って初めてやってみた。
やり方を孫に教えてもらい、スピードは超すろーでためしにやってみるが楽しむところまでレベルが上がらない。
反射神経の鈍さ、指が思うように動かない。
なんでも歳のせいにしてと笑われそうだが、せめてコンピューターの扱いまで忘れないように、ボケ防止に励まないと。

今年も枇杷の実をいっぱい

ご近所の枇杷の実が今年もたわわに実り、枇杷酒を今年も作りますか？　と尋ねてきてくださった。
ラズベリィの手作りのジャムと一緒に。
そういえば庭にいっぱい赤い実がなっていたなあ何やら目に入らなくて季節の花を見過ごしている。
枇杷もきれいな葉っぱと一緒にたくさん持ってきてくださった。
実も葉っぱもがんによく効くそうな。
小さい実も一粒づつきれいに拭いて、ホワイトリカーとはちみつ、砂糖で漬けこんだ。
誰が飲むのかと思うともう作るのはやめようかと思ったけれどやっぱり作ってしまった。

塩麹を使い切ってしまって、生麹を買うことが出来て又作った。
あまり麹を見なくなって探していたら昔からの乾物屋さんでようやく見つけた。
なんといっても手作りが一番。
娘にも分けてあげようかと聞くと、作ったのがまだあると言う返事。
彼女も作っていたのがうれしくて思わず「えらい、えらい」と言ってしまった。

手打ちうどんの作り方を教えてほしいと若いお母さんに頼まれて、前の晩から１ｋｇのうどんを練った。
次の日、粉から一緒に作り、茹であがって、「返し」も本格的に昆布とカツオ、炒り子、シイタケの私流のおだしで食べた。
作る価値はあると喜んでもらい、ああよかった。
聞くと子供さんにアレルギーがあり、食べ物の制限もあるとか。
なんでも食べられることはなんと楽なこと、幸せなこと。
きっと大きくなったときお母さんのご苦労に感謝されることでしょう。

何で出来ているか解らないものは極力食べないと言う私のやり方は間違っていないと思うのに
病気はいくら注意していてもなるときはなるのだねえ。