Kind of Good

私の好きなもの

あと3時間足らずで今年もおしまい

2017-12-31 21:21:25 | Weblog
何もしないと言いながら、子供や孫たちに助けてもらって毎年恒例のお餅つきも出来た。
付きたてのお餅はいつ食べてもおいしい。
小さい孫も粉をそこいらじゅうに散らして小餅を作るお手伝い?
大丈夫かと思う食べっぷりで搗きたてのお餅を食べた。
今年は無理かと思っていたけれど何時ものことがいつものようにできた。
有難いことこの上ない。

義兄が亡くなり27日の通夜、28日のお葬式と最後まで何かと事の多い年であった。
姉たちも歳をとり年下の私でさえ体調がもっと悪ければ参加できなかった。
押し詰まっているので知らせないこともあって立派なお葬式でもさみしい人数であった。
子供が居て孫が居てにぎやかにお正月が迎えられる幸せをしみじみ有難く思う。

退院してようやく1か月を過ぎてぼちぼちながら日常を取り戻しつつある。
本当におかげさまという言葉の重みを感じながらくる年が皆に幸多いことを祈るばかり。
元気が一番。良い年となりますように。

白菜のお漬物もどうにか重石を持ち上げて、糠や昆布、ゆずなどで本漬けにした。
おいしくなりますように。
初日の出、今年も見られるでしょうか。

2018年が皆様にとってより良い年でありますように。

クリスマスイブに

2017-12-24 18:48:49 | Weblog
ホワイトクリスマスならぬ静かな雨のクリスマス。
私一人用に作ってくれたチーズケーキがとてもおいしいクリスマスケーキであった。

注文していたアーモンド、カシューナッツ、クルミ、くこの実、イチジク、マンゴーがどっさり届いた。
なにやらとてもぜいたくで豊かな気分。
オーブンで気長に焼いたりラム酒に漬けたり、ケーキを作る材料ができる。
クリスマスにはナッツ類ドライフルーツのいっぱい入ったパウンドケーキを作った。
退院後もっと簡単にできると取り掛かったものの重くて混ぜられなくて、
瓶ずめのジャムもふたが開けられなくて、
何とも思わず作っていたケーキがこんなに力と時間がかかるものとは思わなかった。
ちょうど息子が来てくれて混ぜてくれて何とか焼くことが出来た。
帰る時間には出来上がらなくてごめん。
ラム酒のシロップやジャムを塗り、ラップで包んで保存する。
日にちがたつほどしっとりとおいしくなる。
いつものことがいつものようにできるしあわせ。

お正月の準備も今年はすべて目をつぶろう。
と言いながら白菜の漬物はやはり我が家の味と大きな白菜を買ってきてもらった。
頂いた採りたてのダイコンは甘酢漬け、ショウガははちみつしょうがに。
無理しない、無理しないと休憩しながらぼちぼちと。

元気になって良かったねと友達がわざわざお赤飯を炊いて持って来てくれた。
冬至にはゆず湯にとたくさんのゆずを頂いた。
お風呂にぷかぷか浮かべて至福の時を。
たくさんの友人や子供たち孫たちのお陰で何とかこの年も終わろうとしている。
終わり良ければ総て良しで除夜の鐘を聞けますように。
どうぞ皆様にとってより良い年でありますように。

ぼちぼちにね! はい ぼちぼちに

2017-12-17 19:05:53 | Weblog
1か月近く湯船に浸かることが無かったので、たっぷりのお湯に入ったときは思わず「ふうっー」と大きな声が出た。
ゆっくり温まって痛みもずいぶん軽くなった。
今朝は9時近くまで朝寝を楽しんだ。

16日関西医大の市民講座があった。
担当していただいた教授の講演で有ったのでぜひとも参加したくてバスに乗って初めての外出。
「肺がん治療の最前線」という公開講座第1回。
外科治療について  肺腫瘍の手術は1970年に始まり,1986年 8000例、2017年40000例。
          肺がんの見つかった時点で手術ができるのは少数。
          原発性肺がんを疑う影が見つかったとき、CT,MRI,PETから生検によりがんの種類、
          進行度の評価をして、治療計画、予後予測、治療の評価、情報の共有
          Ⅰ,Ⅱ期 手術⇒抗がん剤、免疫療法放射線⇒Ⅳ期 緩和ケア
          切除範囲:はい全摘、肺葉切除、区域切除、部分切除、リンパ切除
          近年95%が内視鏡手術 動脈、静脈などに気を付けて出血の無いように細心の注意を払う
  まるで自分の手術かと思うような実際の動画を見て、
  目が覚めた時にはすべて終わっていた手術の内容、様子がよく分かった。
薬物治療について  化学療法 術後の生活の質を改善
          細胞障害性抗がん剤、分子標的抗がん剤、免疫チェックポイント剤(2015.12保険適用)
          新しい治療薬が出来ていて延命できるようになってはいるが効く人効かない人がいるのも事実
          保険が適用になっても高額な治療費が必要
放射線治療について 放射線の強さ ラドン温泉:0.001ミリシーベルト、宇宙線(飛行機アメリカ日本):0.2
          福島原発:0.8、レントゲン:0.05、ペット検査:10、放射線:2000=2Gr/回
          放射線2Gr×25~30回=6万シーベルト(1回1~5分寝ているだけ)
  1895年レントゲンによりX線が発見されて後コンピューターの進歩(15年前の2000倍)によりミリ単位で狙い撃ち  ができるようになった。
  定位放射線、粒子線、サイバーナイフ、ロボット操作、免疫チェックポイント剤との併用により局所のみの照射に  より他のがんも消失することがある
  粒子線、陽子線、重粒子線(炭素線)など日進月歩の医学の発展が期待される
  重粒子線の設備にはとてつもない費用が必要であるが2018年には京都に出来上がるそうで、
  肺がん以外の種々のがんの延命も期待される
以上講演内容の概略を必死でメモしたもののまとめ?ですが参考になりますかどうか。








良かったぁ!ほっとしました。ありがとう!!

2017-12-14 20:42:37 | Weblog
今日退院後初めての診察日。精密検査の結果も知らされる。
一人で行くのはさすがに怖くて娘についてきてもらった。
朝一番に採血、X線を受けて呼吸器外科の診察を待つ。
ようやく私の番が来て、こわごわ先生の前に。
順番に図を描いたり、X線の画像を見せて説明してくださった。
きれいな画像と血液検査のデータで今のところ精密検査の結果も良好。
抗がん剤の必要も無しと言っていただき此数日の不安を払拭し、胸がいっぱいになった。
良かったぁ。胸のつかえが降りたようで何とも言えず有難かった。
ごく普通に体力をつけ、良く歩いて。
明日からお風呂に入ってもいいですよと一つだけ残っていた傷の抜糸も終わり、
次回来年3月の予約を済ませた。
入院中血糖値が上がったのもストレスからだと聞き、ストレスってすごいなと思った。
ストレスの無いようにと思うそのことがすでにストレスなのかも。
風邪をひいたり、肺炎になると大変なので十分気を付けて無理のない健康的な毎日を送りたい。
したいことに目をつぶって、静かに静かにと過ごして来た。
初めての外出も何とかクリアできて、さてもう師走も半ば。
春まで頑張りすぎないようにゆっくりとおまけの人生を楽しめるように。
本当に皆様にご心配をかけ、良かったねほっとしたよとたくさんの方々からお言葉をかけていただき、
何ともありがたいことで幸せをかみしめている。
全てのことに感謝の気持ちでいっぱいです。
来年こそ希望に満ちた良い年でありますように。

やっぱり家が一番

2017-12-04 17:43:14 | Weblog
寝られないというのがウソのようにぐっすり眠って、ずいぶん元気になってきた。
睡眠、栄養、運動の3つが揃うとたちまち元気になるような。
病院では病棟をぐるぐる回って万歩計を付けて手術の次の日から歩いた。
寝ていると横隔膜が上がって肺が大きくならないというので座って本を6冊読んだ。
それでもGICUのトラウマか?夜寝られないのが一番つらかった。

布団乾燥機をとても重宝している。
布団を干すのが重いので秋には買っていたけれどあまり使う機会がなかった。
退院してから毎晩ふかふかの暖かい布団で寝ている。
まだシャワーしかできないけれど、お風呂場も暖房を利かして寒さを感じることもない。
程よいぬくもりの布団で少しだけの睡眠剤ですっと寝られるようになった。
極楽極楽!!
食欲も落ちない。
新鮮なお大根をもらって、五目御飯が食べたくなってゴボウやニンジンなどを買ってきてもらい久しぶりの五目御飯。
鶏肉を入れてしまって仏さんにお供えできなくてごめんと思いながら土鍋でおいしく炊きあがった。
ついでに葉っぱも菜飯用に佃煮に。
食い意地が張ってると娘にあきれられ、そば粉を探しまわって買ってきてもらい蕎麦がきを昆布とカツオのお出汁で食べられて満足。
退院してまだ間がないのにと怒られて。
で、生協のおかずだけの宅配を頼むことに。
今日初めて届けられ,500kcal未満塩分3.5g。 はてさてどんなものか。

何もかも初めての体験ばかりで、本当は人一倍怖がりの私。
不安がいっぱいの毎日でしたが皆さんにお世話になって、
ようやくゆっくり養生することに慣れてきた。
したいことにも目をつぶり、話をしても疲れを感じなく徐々になれてきた。
血圧やオキシメーターの数字も上々なのでこの調子で次回の診察日までおとなしくするつもり。
本当にご心配頂きありがとうございました。
この通り元気。でも、ただ風邪には十分気を付けて過ごすつもり。
皆様も季節の変わり目くれぐれもお体ご大切に。 


関西医科大学

2017-12-01 12:10:36 | Weblog
関西医科大学


ずいぶんご無沙汰しました。
ようやくブログをUP出来るまでに快復しました。
たくさんの方々にご心配をおかけしましたが、おかげさまで生還することが出来ました。
何もかも初めての体験でどうなることかと不安でいっぱいでした。
逃げるわけには行きません。9月、10月から検査入院を経て、肺がんと判明し内科から外科に。
外科に代わるということは手術なのだと初めて認識し、又手術のためのいろいろな検査。
それでもステージ1ということはラッキーなことととらえて前向きに前向きに。
で、あえて一切情報をインターネットで調べなかった。
入院した日に詳しいリスクについての説明を子供たちと一緒に聞きいた。
エンディングノートにあらかた書いて、パソコンにもまとめておいたので良かったと思った。
歩いて手術室に入る時「それでは行ってきます」と手を振ってあっさりとドアの向こうに行ったものだから
看護師さんが「子供さんが手を振っておられるよ」と30cmほどの隙間からもう一度子供たちを見た。
手術台に上った後は目をつぶり室の様子も怖くて見ることはできなかった。
それから気がついたらもう手術は終了。
時間も予定よりずいぶん早く出血も少なく輸血もなし、最善の手術をしていただいた。
初めて涙がこぼれた。
GICUでの一晩が一番怖かった。
もっと重症な患者さんが次々と入って来られる緊迫した声や音。
看護師さんの話し合う声、すべてビンビンと聞こえてくる。
まったく寝られない。繋がれているモニーターを見て看護師さんたちが相談している声も皆聞こえる。
結局薬を入れた途端何も分からなくなって次に目が覚めたときは朝。
たぶん看護師さんたちは私が目覚めるまで時間を超過して見守ってくださったのであろう。
申し訳ないことであった。
昼前に病棟に戻り普通食の昼ご飯。さすがの私も少し手を付けただけ。
2.3日は点滴3本ドレーン1本が繋がれ、トイレも看護師さんと。
でも回復が早く次々と点滴も外してもらえて、食事も80%食べられた。
ドレーンが外されるとシャワーが出来て、これで夜眠れるということはなかったのだが。
寝られない。2時間ごとぐらいに戸を開けて見回りに来られるのが3回とも気が付く。
睡眠導入剤を替えてもらってもぐっすり感がない。
一日早く退院した。もう何も分からないでぐっすり眠れた。
なんといっても家が一番。
それにしてもお医者様はいつお休みなのかというくらい祭日も日曜も回診に来てくださった。
看護師さんも親切で、適切で。もう感謝あるのみ。
今こうして写真を編集しブログをUP出来て、生還を味わっている。
皆さまありがとうございました。
子供たち、孫たち、平成が何という元号に代わるのか見届けられるまでくたばりません。