Kind of Good

私の好きなもの

台所の蛇口の水漏れ大騒動

2016-02-27 21:28:27 | Weblog
水漏れに気が付くのが遅すぎた。
シンク下が水浸し。棚をすべて外してどこから漏れているか探したらどうも、止水栓のあたりからぽたぽたと水が落ちていた。
メーカーの取扱説明書からフリーダイヤルすると、蛇口の修理はするが止水栓は水道屋さんにということで
以前世話になった協同組合にまた電話。
次の日に見に来てもらうと上の蛇口が悪いということで出張費だけを支払って、またメーカーに頼むことに。
朝早かったのでその日の夕方早速修理を手配してくださって部品を交換してようやく使えることに。
ほんとうにやれやれ。
メーカーの下請けの修理屋さんはとても丁寧に部品を外して掃除をして使い方を説明してくださってありがたいことであった。
修理代も覚悟していたよりも安くて、これで私の寿命よりも長持ちしてくれるかなと何よりほっとした。
3日間ほどなるべく水を使わないようにしていたので、お湯もたっぷり使っての洗い物は心も洗われるようですっきりして・・・。

買い物に出かけて、何やら料理らしい料理をしたくなって、ついいっぱい買い込んだ。
豚肉の塊を張り込んで塩豚にするべくおいしい塩を揉みこんでビニールにきっちり包み冷蔵庫に。

土ショウガをたくさん買って、最近はショウガが高いねと店のおじさんに言うと
あまりたくさん買う人もいないようで、レンジで蒸して天日干しにすると話をしたら一つおまけしてくれた。

新鮮な烏賊を見つけて塩辛を作ろうかと帰ってすぐに料理した。
足のいぼいぼが手に吸い付くようで新しいのがよくわかりうれしくなった。
きっとおいしい塩辛ができるでしょう。
たっぷり台所仕事をして湯水が心配なしに使えるありがたさをつくづく思った。

去年の今頃はどうして過ごしていたのか空白の日々を細切れに思い出して、
何かしていないと日が過ごせない。
する事が一杯あるのはありがたいこと。

お味噌の作り方

2016-02-24 19:38:05 | Weblog
お味噌の作り方は家庭によって材料の割合が決まっていて、「手前みそ」が手前みそたる所以。
我が家ももう十数年同じ割合でもうやめようか、もっと少なくしようかといいながらやっぱり手作りが一番と続けている。
以前は麹やさんまで電車を乗り継いで買いに行ったり、自動車で分かりにくい道をぐるぐる回って連れて行ってもらったり、
一度は自分で種麹からおコメを炊いて炬燵で作ってもうこりごりと、グループで北海道から大豆と一緒に送ってもらったり。
麹と大豆と塩だけの材料だけどそれゆえにおいしい塩、大豆、麹にこだわる。
去年お世話してくださっていた方がお亡くなりになって、今年はいつも塩麹を作るときに買う乾物屋さんで買おうかどうしようかと迷っている。
カナダ人の先生がここ数年お味噌を作っておられる。
お米も玄米を買っておられると聞いた。
日本人より日本人らしい、ただただ尊敬するばかり。

去年の今頃、我が連れ合いの入院に始まる空白の日々、お味噌つくりどころではなかった。
三七日の終わったころ、やっぱり作ろうと娘に手伝ってもらってようやく仕込んだ。
その味噌も遅くなった割にはおいしく出来上がり、残り少なくなってきた。

やっぱり作ろう、毎年することを毎年できる幸せに感謝して。
ちなみに我が家は2kgの大豆を軟らかく煮て、塩750gと米麹3kgでまぜて12月初めまで出来上がりを待つ。
時々お味噌のご機嫌をうかがいながら、ふたを開けるとお味噌の香りがどんどん増して、
良いお味噌になってねと話しかけながらふたを閉める。

1周忌が終わったら、お味噌を作ろう。
長い先のことを憂うよりも充実した日を送ることに専念したい。
元気でさえあればもう失うものは何もないから。

疲れました

2016-02-12 19:24:02 | Weblog
朝からお墓参りに行くつもりで花やお線香などを準備して、バスを乗り継いで出かけた。
JR茨木のバス停が以前と変わり、近回りするつもりが遠回りとなってぐるぐる歩き回って・・・。
いつになったらバス停が改装されるやら。

明日が連れ合いの誕生日なので行くつもりだったけれど、雨の予報なので。(天気予報はめったに外れない)
ぽかぽか陽気で坂道を歩くと汗が出たぐらい。

大阪で「ダ・ヴィンチ」展がもようされていて招待券を友人から頂いていたので行くことに。
一人で行くのは初めてで、案内の画面を見ながらようやくたどり着いた。
500年前にダヴィンチが考えていたことが今のロケット、ロボット、タンカー、計算機の論理までかかわっている。
歯車、ベアリングは自動車などすべてといってもよいほどダヴィンチさんのおかげかも。
また、今回初めて彼が逆さ文字を書いていたということを知った。
細かい図面の几帳面な文字にはすごいとしか言いようがない。
ロボットのペッパー君は少し気まぐれで返事をしてくれなかったりしておかしかった。
アザラシの赤ちゃんはとてもかわいくて、なでると目を細めてうれしそうにしていた。

アンドロイドのダヴィンチさんはいろいろな質問にも思わず笑ってしまう受け答えをしてくれた。
手がとてもきれいだったので(手は歳を表すので)
「手相は見られますか」と質問したら「手は動かせません」
「あなたのひげはとてもきれいですね」「ありがとう」
「どんな手入れをしていますか」「係りの人に聞いてください」
「とても楽しい時間をありがとうございました」「ありがとうございました」
独居老人がますます増えて(私もその一人)ロボットが癒してくれる日々が現実のものとなりつつある。

百貨店のチョコレート売り場は行ってはみたものの黒山の人、人、人。
年寄りの行くところではないとゴディバのソフトクリームも諦めて、行く気になっただけまだ若いと自画自賛?!?
13日、14日はもっとすごいのだろうと人の波に疲れ果てどこにも寄らず退散。

マッサージに行くのも億劫になって早く寝ます。

節分の夜

2016-02-03 22:16:13 | Weblog
毎年まきずしを前日から椎茸、かんぴょう、高野豆腐など準備して何本も作ったものだ。
今年は特上のまき寿司を1本だけ買った。
手間と材料を考えるとこれからもこれにかぎるかと。

豆も昔は大豆を気長にほうろくで炒ったものだ。
生の豆をまくと鬼が芽を目印にして仕返しに来るよと昔話で子供の頃に聞いたことがあるので。

いわしも焼いて売っているので買う人もいるということか。
いわしを焼いて食べた後、ひいらぎをイワシの目に通して玄関のドアにつけて魔除けに。
それから窓を開けて「鬼は外」、すぐ窓を閉めて「福は内」。
豆を1粒を10個と数えて歳の数にひとつプラスして食べた。
今年の恵方は南南東。「しゃべったらあかんよ」という必要もなく、一人黙々と食べた。

明日は立春。ようやく春。

いつもしていたことをいつもどおりに出来る。
なんと幸せなことと今更ながら感じることしきり。
でもやっぱり一人は一人。
前を向いて、上を向いて歩こう。