パソコン上達日記2

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神の舌をもつ男 最終回の次は驚きの映画化!

2016-09-10 22:17:07 | ミステリドラマ批評

「神の舌」堤演出ということで、見続けたけど…最終回がまた…

思いのほか面白くなかった。寛治が良かっただけ。木村文乃に至っては、気の毒なレベルで見てられないなぁ。それから前回に続き何故 蘭丸パパを登場させたのか 必然性が全く感じられない。

ミヤビに関するオチも、とてもつまらない。私の予想は100%外れたけど、外れたから言っているのではないので念のため。外れてもっと驚かせて欲しかったけど、ふ~んというオチで、ひねりも何もない。ミステリとして、整合性はあるけど、つまらない。あれで寛治が、いなかったらもっと寒々しいドラマになっていたはず。向井理の蘭丸は、とても面白いけど、厚みに欠ける。物語のひねりも足りない。厚みの足りなさや、全体的な世界感の補足を寛治が何人分も背負っているよう。

堤演出だったけれど、最終回は、確かにキャストも細部まで無駄ににぎやか。でもこのにぎやかさが 鼻につくね。詰め込みすぎ。

で終わったと思ったらビックリニュース。

映画史上最も長いタイトル!?「神の舌を持つ男」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160908-00000320-oric-ent

※映画化決定正式題名「RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編」

遊んでいるとしか思えないが…なんで映画化されるんだろう。2時間ドラマくらいでいいのに。そんなに人気だとも思えないし、多分最初から映画化ありきで話が決まってたのだろうけど。ヤケクソのタイトルだが、ウザさを狙ってきているのか、すでに投げ出しているのか(笑)どちらだろう。

長いタイトルは、本当ダサい感じがする。もうやることなすこと全て、スベッテイク「神の舌」だが、それでも堤ファンは一定数いて、映画館に足を運ぶのだろうか?

トリックとの比較でいうと、トリックの初期シーズンは特に、人間の後味悪いドロッとしたものを描いている。なのにそれをあっさり見せて、おまけにギャグを織り込むのが新しかったのだ。大体殺人事件とギャグの組み合わせは、相容れないものだから。「神の舌」は、ギャグはたくさんあるが、ドロッとしたのが描かれていない。それこそ火サスのレベルでしか描かれていないのが気になる。本当に堤氏の20年の構想を得て出来た作品だろうか?このキャッチコピーからして仰々しかったなぁ。

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