パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

大腸検査2

2016-09-19 13:12:28 | 乳がん

いよいよ本番。看護師に名前を呼ばれて検査室に入る。検査室2だ。胃カメラの時は検査室1だったなと思いながら着替える。

胃カメラの時と同じ男性担当医は、お洒落なメガネをかけたダンディな50代の緒方拳(かなり盛りすぎ)みたいな感じ。

「じゃあ始めますね」

で、思ったより痛くなくて、(もちろん深呼吸していました、検査中は身体の力を抜くこと。お腹に力入れるとカメラが進まなくなるばかりで痛みが増すようです。息を吐くことで身体の力が自然に抜けます。)ただあ~お腹の中、やっぱどんどん管が入っていくの気持ち悪いな~と思いつつ、画面を見ていた。途中痛かったので「痛い」と声を出してみた。本当は我慢できたかも(笑)

自分の内臓をこの目で確認することができる滅多にない機会。私は前回、この目で確認できなかった(しんどくて見る余裕ない)ため、今回胃カメラも大腸もしっかりみてやろうと、ずっと画面を見ていた。とても不思議な感じ。

腸の内部もピンク色でとても綺麗。何も入っていないとこんなに綺麗なんだな~と思う。自分の中にあるピンク色の小宇宙。神秘的な世界だなぁとひどく感動していたら「じゃあ、もうすぐで終わりだからね」

医師の言葉に私は思わず「えっもう終わりなんですか!」(笑)と言ってしまった だってね、この検査のために2日我慢して、また今日一日の時間を費やしたんだから、もっと時間かけて欲しかったの… 

「意外だな~ビックリ。まさかそうくるとは…。余裕だな~」「でも何も異常ないからね」と医師は苦笑い。でも帰り道でも、ゆっくり管を出してくれたかもしれない(笑)最後のほうまで丁寧だった。

問題あるポリープがないから短時間で済むのも分かるけどね。検査が終わったとき、私は嬉しかったので笑顔になって診察台を降りたら、美人看護師さんが「よほど緊張していたのね。部屋に入ってきた時とお顔が全然違いますよ。」と笑っていた。私はちょっと恥ずかしくなった、お尻見せるよりこちらのほうが恥ずかしいね。馬鹿みたいなブログを書いているが、私だって緊張はするよ。

緒方拳似の担当医師のカメラ技術も上手かったと思う(たぶんね)検査後が、お腹がとても張って気持ち悪くなったりするけど、胃カメラの時より 検査後の体調は良かった。やはり私的には胃カメラのほうがキツイかも。

ということで、週末は安心して過ごすことが出来た。疲れたけど。

 前日ではなく、数日前から実行するといいです。


 今回同じ乳がんになった方と色々お話ししたが、その人も「ストレス」が乳がんの原因かなぁと仰っていた。

これまで家族の病気を見守ってきた自分が、病気になる…。あっち側とこっち側の世界があるのだが、まず自分があっち側の人間になったという衝撃…なかなか受け入れられない…から始まる。あっち側の世界も慣れないことばかり。辛い日もある。

あっち側の世界とこっち側の世界には境目があり、この境目を乗り越えるのが大変なのだ。ただ境目を乗り越えようとか、特別に意識している内は、まだまだ未熟(笑) 時間が経ち、両方の世界を行ったり来たりしているうちに、境目がなくなってくる。あっちもこっちも自由に移動できる自分に気が付く。経験値が上がったという感じ。

その方も話してたが 乳がんになって「何があっても生きてればいいかなと思うようになった。日常生活の中の些細なことや煩わしいことも、どうでも良くなった。」どうでも良くなった気持ち、よく分る。乳がんになって自分が変わったことは、この感じ方。何か吹っ切れたようなそういうものがある。この人もそうなんだな~と思った。


大腸検査1

2016-09-19 08:07:26 | 乳がん

出戻り娘のように…(娘じゃなかった、おばさんか)1年も経たないうちに主治医の元へ逆戻り。

そこから、各科をめぐる検査ロード。検査は辛いもの、嫌なものという気持ちを振り切っていよいよ終盤、週末に挑むのは消化器系2種類。

胃カメラを先週クリアしたが…次はまたレベルが上がって大腸カメラ。

病院の検査は「羞恥心」「想像つかない痛み」「検査までの不安、検査結果への不安などメンタルの不安定さ」など、健康的な日常生活から離れた部分の感情と向き合わなくてはいけないのが、辛い。→ただ私は検査経験値が上がったため、すでに羞恥心なんてないけど。

これに大腸カメラは「検査までのデトックスタイム時間、つまり下剤を飲んでトイレに行きまくる時間」まで付け加えられた、初心者にとっては、サドッ気に満ちた検査。


 

消化器内科は、まるで戦争のような忙しさ。乳腺外科は混雑していても、ゆったりとした雰囲気があったが、ここにはそれはない。殺伐とした中、長テーブルに座った私は、さぁ飲むぞという感じ。長テーブルが6つあり、女性男性半数ずつで15人程度がこの検査を待っていた

「今回は、一抜けしてやる~水1リットルで終わらせてやる~」そうまず決意した!…

大腸検査は2回目。2回目だし、乳がんで色々やってきたから「検査慣れ」してきた自分を痛感する。テーブルに次々座る人達を見ると、大体始めての人はすぐわかる。緊張しているから。私のように検査慣れした人は、修羅場(?)をくぐり抜けてきた雰囲気(笑)があって、こういう人は結構気さくで明るい人が多い。一緒のテーブルの人も乳がん経験者で色々話が弾んだ。おかげで飽きることなく、午前中の時間を過ごすことが出来た。

このテーブルでの時間の過ごし方も大事かもね。(緊張すると、出にくいから。)

写真の下剤2リットル飲むのだが、早い人は600CCくらいで腸デトックス完了する。あとは名前が呼ばれるまで1~2時間ほど、待っている。

私は 以前大腸検査4回のベテランさんから聞いた話を実行に移した。それは大腸検査を受ける時は、昼と夜3日前から消化の良いものを口にして、また便秘に気を付けること。そこで私は、「昼はサンドイッチ・夜はうどんと豆腐」というメニューを2日続けてみた。油ものは摂らないのだ。で効果があったかというと、あった。一抜けは出来なかったけど、水1リットル飲まないうちに、デトックス完了したのだ。

2リットル飲んでも、まだ固形の人を思うと、「早いですね~」

・・・・続く