私にとって秋から冬にかけての楽しみ・生きがいは、スケート観戦。
今年も見られる幸せを感じている。けど裏では、プロ野球日本シリーズも放送されていた、天才大谷君も見たいし、スケートも見たくて迷ってしまった。
女子の結果は、シニアデビューの三原選手が見事表彰台に上がった。まだ17歳だけど、伸び盛り。ジャンプの質というのかな3-3の完成度が高いし、ショートでの最後のスピンにジャンプをつけて終わらせるプログラム、かなりの技術力をもった若手だと思う。エースであり、現女王宮原を追うような勢い。かろやかで清々しい、見ているこちらがほほ笑みたくなるような愛らしさ。
浅田選手は膝の故障もあり、状態は良くないと思うから、あの結果は精彩を欠くというより、今彼女が出来ること精一杯の演技だと思う。前シーズンより厳しい顔つき・表情が印象的。彼女は次の五輪を目指すと公言している。素晴らしい結果を残してきたアスリートなら当然考える目標だと思う。現時点では、私が思いつくだけでも宮原・本郷・三原・本田と次世代の・シニア・ジュニアが競っている。けれど浅田選手の勝つための戦略がまだ曖昧で輪郭をともなっていない。3-3かトリプルアクセルどちらかの技術的な完成度を上げないと、表彰台に立てない。ただこの結果を受けて、浅田のGPファイナル出場は絶望的だという報道もあったが、それはまだわからないと思う。
気になったのが、村上選手。年齢だけみれば21歳だし、女子トップスケーターなら一番演技の美しさに磨きがかかるようなそういった時期だと思うけれど、昨日は 良くなかった…。これで終わって欲しくないし、本来のスピードを生かしたキレのある演技をみせて欲しい。トスカは、ボーカル入りの曲だったけど、ボーカルが彼女の演技を邪魔しているよう。選曲を変えてはどうかな~。
アメリカも女子の選手層は厚い。G・ゴールドが不調だったのが残念(>_<) 悔しいと思うなあ。次回の大会では、頑張ってほしいな。ワグナーは圧巻でベテランの余裕を感じさせる演技。彼女は、以前はよく回転不足を取られたが、今はそんなことない。あの優雅なほほ笑みは努力の結果だな。ベテランの表現力と技術力が冴えわたる演技、選曲・衣装ともにさすが~。
戦略の徹底ということを思うと、男子宇野選手は素晴らしかった。シングルで4回転を入れて、コンビでも4回転を入れ成功させる。これを完成させるのは自分だという強い心を感じる。羽生選手をいつも強く意識しているという彼、今後羽生選手とともに男子FSを牽引する存在で頼もしい限り。
先週は地震があった、会社で逃げ出そうかなどうしようかなと一瞬思ったくらい、久しぶりに揺れを感じた。熊本地震から、本震とか余震とか言わなくなった…怖いなぁ。いつ収束するのか、それも分からないなんて。次は南海トラフじゃないかと両親が話してたけど、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。地震は日本列島の両端からだんだん日本の真ん中に近づいてくるよう。