非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

当然といえば当然

2013-04-21 07:54:04 | ベランダアンテナ
先日、ベランダ内に展張した全長9メートルのワイヤーアンテナのその後。

「受信は素晴らしい、でも送信は最悪」という結果です。

展張後のテストで数局のDXと出来たのは、おそらく相手の設備やコンディションに拠るところ大でしょう。

エレメントが長い分、BCL用のアンテナとしては優れています。

問題は、エレメントが建物に極めて近く(50センチ程度)、しかも軒下で建物と水平だというところですね。

写真が無くて恐縮ですが・・・・

全長約10メートルのベランダの、一番端にATU。

そこから9メートルのワイヤーがベランダ内に延びているわけです。

で、これも問題のひとつですが、カウンターポイズもベランダの床に這わせています。

つまり「エレメントとカウンターポイズがATUから同じ方向に平行に(間隔は2メートル)延びている」ということで、分かりやすくいえ

ば、ダイポールアンテナを給電点で折り曲げて「コ」の字にして運用しているようなものです。それもベランダの軒下で。

今更ながらですが、この形態はお話になりませんので撤去することにします。

ステルスアンテナということで、目立たないというストレスからは解放されますが、それ以上に飛ばないというストレスがそれを凌駕

します(笑) 受信はとても素晴らしいので残念です。

ATUは全体でつじつまを合わせて、見かけ上の同調をとる機器だということも再認識できました。 でも、エレメント長やエレメント

設置形態、接地等をしっかりと考慮すれば、ATUもあなどれないと思いますが・・・・・

当然かつ今更ながらのお話でした。

再考です。