非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

1.8MHz運用時のセットアップ

2014-03-14 09:09:14 | DXCC/DX QSO
おはようございます。

1.8MHzでのWとの交信時のセットアップ状況をアップしたいと思います。
いつもながら大した内容を書くことができないのですが、何かしらの参考にして頂ければと・・・・(参考になるかどうか(笑))




エレメント本体は5mのグラス釣竿で、給電点はSG-230(ATU)です。釣竿からSG-230までは2mの給電線でつないであります
ので、都合7mといったところでしょうか。 垂直設置です。一方、グランド側はベランダ一面に敷き詰めた銅板です。ここまでは
いつも通り。




ここ数か月前から上記に加えて、人工グランド装置のVC-519を参戦させています。全くもって推奨される方法ではなく、感電
と耐圧上のリスクを伴う使い方ですが、この方法にしてからは更に快適な運用ができるようになりました。




ざっくり言いますと、SG-230のグランド側端子とベランダ一面に敷かれた銅板の間にVC-519を入れるというもので、要は接
地側の同調をとるというものです。給電点接地端子と銅板の接続には残したまま、これ以外に給電点接地端子→519→銅板
という系統を追加してやりました。




給電点接地端子→519→銅板という一系統だけですと、受信時には519のバリコンの部分で接地ラインの接続が切れてい事
になりますから、受信感度がすこぶる悪くなりますね。 ということから並列としてあります。




VC-519の本来の目的は室内でリグの横に置いて、「リグ本体の場所」における電圧を最小として、感電防止や電位安定を図
るものだと思います。これを給電点直下に持ってくるというものですから、同調作業中の感電の可能性とVC-519の各部品の
耐圧上の問題が懸念されました。(リモート化すれば感電のリスクは殆ど解消されるでしょう)


実際、検証の初期段階でVC-519内部の電流メータにつながる抵抗が燃えてしまいました(笑)
よく考えてみると今回の使用形態では電流メーターは不要ですので、この部分の回路全体を撤去して、今ではこのような不具合は起こらないようになっています。




今のところの検証結果では、ATUであろうとモービルホイップであろうと給電点でSWRを限りなく1.0に近づけることができます。この先、接地環境の悪いベランダに住もうとも、この方法がある限りアンテナの同調に苦労することは無いと思いますので少し安堵(^^) 銅板でなくても数本の電線でもOKでした。




長くなりますので、もし興味のある方がおられましたら、コメントなどお寄せいただければまた追加のレポートなどアップしたいと
思います。




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