DXを追いかけている多くの方が回す事が多いであろうつまみ。
無線機のRF GAINつまみです。
ビームなどのゲインの高いアンテナから比べると聞こえにくい、私のところのような短いホイップ一本では特に多用しています。
AGC OFF→ RF GAINを絞る(2時~3時の位置)。
プリアンプは通常OFF→ それでも入れるときは極力ゲインが少ないほうを選択→ 更にATT(アッテネータ)を入れる。
極々弱い信号を聞く際は前者のAGC OFFが多いのですが、強い信号が出てくるとオーディオが歪みますよね。
そんな時は実用上の最小限までRF GAINを絞ります。
昔の船舶通信はRF GAINでノイズを絞って信号を浮かせていました。
アマチュア無線機は特に感度が良すぎるほど良いので、RFゲインは良い薬かも知れませんよ(^^)
それでもSメータがいっぱい触れていないと気持ち悪いという方が多いのも事実ですし、その気持ちも分かります(笑)
でも、Sメータを見ないで、RF GAINとATTを使って自分の運用をトレーニングして行くと、弱い信号がもっといっぱい聞こえるようになると思います。
「アパマン環境だと信号が弱いのに、RF GAINとかATTなんか使ったら信号が消えちゃうよ」って言われそうですが、その逆で聞こえるようになることの方が私自身は多いように感じています。