使っていないミニノートPCが押し入れの中で眠っていましたので、急遽登板してもらうことにしました。
このノート、7年ほど前の工人舎製で購入当初はVistaでしたが、あまりのもっさり度にうんざりして、
推奨はされませんでしたが、無理やりXPそしてWin7へとアップグレードさせて来ました。
ソフトウェアでクロックアップもさせていますが、クロック周波数も800MHzから約1GHzまで行けます。
さて、確か一昨年くらいだったでしょうか、CQ誌にも紹介されたフリーソフトの "DSPFIL"
今回、このノートPCでDSPFIL(だけ)を動かすこととしました。
なぜかと言いますと、メインPCはSDR受信機からのAUDIOラインを使用してCWSkimmerを使用中。
DSPFILだけのために使うPCということになりますので、まずは不要なアプリケーションやスタートアップ、
サービスを出来るだけ削除。
DSPFILをダウンロードして早速、無線機とPCを接続してみました。
噂どおり、良い感じです。
CWに特化したバンドパスフィルターのLMSBP, LMSB2は特に良い感触。
無線機側のBPFを例えば50Hzなどの狭帯域にした際の、耳障りなヒスノイズが相当に低減されます。
このフィルター名称、そういえばLMSアルゴリズムのバンドパスということですね(笑)
LMSアルゴリズムは以前、仕事で扱った事があり親しみを感じますが、μ値やγ値も自由に変更できますので
後ほど触って色々と試してみようと思います。
これ以外にFIR式のBPF等々、豊富なセッティングが可能です。
デフォルト値でも十分に有効なフィルターですが、LMS系は遅延設定等、無数の組み合わせが可能なはずです
ので、自分好みのフィルターが出来ると思います。
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