数日前にV2.8からV2.9へのアップデートが行われています。
Configuration DataはDXCCエンティティー名称やバンド、モードなどを定義している部分になりますが、今回の大きな変更点は600m(475KHz)帯の追加で、その他、いくつかのマイナーエラーの修正がなされた模様。
TQSLを立ち上げたら自動的に表示されるV2.9へのアップデートの窓で、OKをクリックすれば2,3秒で終了です。
LP-PAN2導入関連の続きの記事は数日中に追加掲載致します。
数日前にV2.8からV2.9へのアップデートが行われています。
Configuration DataはDXCCエンティティー名称やバンド、モードなどを定義している部分になりますが、今回の大きな変更点は600m(475KHz)帯の追加で、その他、いくつかのマイナーエラーの修正がなされた模様。
TQSLを立ち上げたら自動的に表示されるV2.9へのアップデートの窓で、OKをクリックすれば2,3秒で終了です。
LP-PAN2導入関連の続きの記事は数日中に追加掲載致します。
今月号のCQ誌はノイズ対策という事で、一昨日の仕事帰りに買ってきました。
愛するクランプコア(イモムシ)が随所に登場します(笑)
”一個とかではおまじないにもならない”、”同軸の電磁シールド化等々”、うんうん、そうだそうだよねと、うなずきながら読みました。
アパマンハムの利点で我が家の同軸長は7メートル弱ですが、その全ての区間がクランプコアで覆われています。 合計170個(笑)
ちなみに170個、PCショップや部品屋さんで買ったら高くつきますが、私はいつもとあるお店にお世話になっています。
ここはTDKラムダの特約代理店でとても親切ですし、何よりも5D同軸にパッチンするクランプコア一個あたり120円(税抜)という価格が嬉しいです。 数ヶ月ごとにまとめ買いして、一年がかりで着々と170個そろえました。
TX・・・DCF-RF-61LLK(CMF)・・・HY3K-HG(LPF)・・・CMF-1K(CMF)・・・クランプコア(TDK製170個)・・・・・ATU
こんな流れでセットアップしてあります。 「こんなにフィルター入れたら減衰するんじゃないの?」なんてからかわれることもありますが、給電点直下での出力に減衰は見られません。(数ワットはありますよ(笑)) アルミパイプエレメントとこういうスタイルでやってきましたが、この一年でDXCCエンティティーも120ほど増えましたので、多分大丈夫なんじゃないかなと思っています。 仮に減衰とかが起こっていても、インターフェアにより苦情が入ったり運用が出来なくなったりするよりは・・・・・
理論上のインピーダンスはどれくらいなんだろうと考えてみました。
14MHzを想定すると、DCF-RF-61LLK(26kΩ) + CMF-1K(10kΩ) + クランプコア(90Ω*170≒15kΩ)
あくまでも理論上の話ですが、51kΩという値になります。 50Ωに対して51KΩ(やりすぎ?)
送信側のノイズ対策が受信側のノイズ対策につながるという事もCQ誌に書かれていましたが、私も同じ考えでやっています。 集合住宅内でインターフェアは絶対に出せないという事がスタートで、いつの間にか受信ノイズも減っていたという感じでしょうか。
受信側に関して言えば、バンドノイズの多い7MHz(MODE:CW BW:500Hz PREAMP(20dB):ON)という状態で、Sが3~4というところまで達成できています。 通常、7MHz前後でPREAMPをONにするようなことはないはずですので、ノイズでSが振れるということはありません。ミドルバンド以上になるとPREAMP(20dB)を入れたとしても、Sは0です。
他の方のブログにも書かれていましたが、ノイズの聞こえ方が、”ザー”から”サー”になったとか、ノイズブランカの効きが良くなった感じというのにも同意できます。(最近はノイズブランカの出番は少なくなりましたが。。。。) 我が家でも同様です。
ここから先はどこでも効果が出るか不明ですので、それをご承知置きの上でお読みいただければ幸いです。
今月のCQ誌にもちょっとだけ書いてありますが、集合住宅のノイズ発生箇所は鉄筋や鉄骨という部分が考えられます。 鉄筋をグランドとして利用しているのであれば、色々なものが流れ込んでくるのは容易に想像できます。 以前の記事にも書きましたので繰り返しになってしまいますが、我が家のノイズ発生箇所で最も強いのが窓枠サッシ部分です。 この窓枠は鉄筋につながっています。 クランプコア、我が家で最も効果があったのは同軸ケーブルと窓枠のサッシが接する部分への装着でした。 ATUはベランダ手すりの下部についているのですが、そこから出た同軸はベランダ床面経由で窓の際の部分を約2メートルほど這い上がってきます。 まさにこの部分です。 同軸はノイズ発生箇所である金属体(窓枠)に密着する形で2メートル近くもコンデンサみたいに同居しています。 この部分からのノイズが強いことを確認した手段は、ハンディーレシーバー(AMラジオでも可。 FMはだめです)のアンテナの先端を色々なところに接触させながらの探索です。 参考になるかどうか分かりませんがメモしておきます。
今回はUSBケーブル周りについてです。PCとサウンドカードをつなぐ唯一の動脈になります。
今回の話題はそれなりに費用も掛かり、功を奏するかは全く保証できませんので、あらかじめこの点をお断りしておきます。
オーディオには全く詳しくない(無線もそれほど詳しいとは言えないけれど)のですが、素人目に見てもこの部分が悪いと問題ありそう。 無線機とアンテナが良くても同軸が悪いとダメなのと一緒で。 それとLP-PAN2がサウンドカードの性能に依存していて、オーディオラインを使うのであればオーディオ用USBケーブルかなというノリもありました。
今回はサウンドカードの新替えもしたことですので、USBケーブルも交換することにしました。 巷ではPCオーディオが流行っていますので、オーディオ用USBケーブルもたくさん出回っています。上を見ればキリがなく1メートル15万円とか意味不明(失礼(笑))のモノもあります。 私が導入したのは下の写真のケーブルです。
これで60センチ、8000円です。 Amazonで購入しましたが、選定の基準は価格とレビューの内容の天秤(笑) それでもかなり無理して買いました。
ご覧のとおり太いです! オーディオをやらない私にとってこの太さ、しかも外皮が繊維というのは衝撃的(笑)
3D-2Vケーブルとの太さの比較です。
さて、実際の効果のほどは・・・・・・
以前にも書きましたが、PCに流れてくるレベルが変わりました。(これが良いことなのか悪いことなのかは分かりません(笑)) たくさん流れてくるというのでしょうか、以前のUSBケーブルの場合オーディオプロパティーでレベル50/100が適切レベルだったのが、このままだと過大入力で飽和します。 15~20/100くらいで同じレベルの表示をさせられます。 USBケーブル一本でこれだけの差が生じるとはビックリでした。
それとCWSkimmerの画面が綺麗になりました。 これまでも十分綺麗だったのですが、粒みたいなものが表示されなくなりまして。
ここまででNaP3もだいぶ綺麗に表示されるようになったのですが、無線機関連の電源などをすべてカットした状態でのノイズの状況を確認してみますとこんな状態でした。 つまり裸の状態。
他の機器はコンセントから抜いた状態で、立ち上がっているのはPCと外付けサウンドカード(XONAR U7)のみです。 こんな感じでノイズが立っています。ただし、無線機からの信号が入力されればこれらは相対的に隠れるというのでしょうか、そんなに気になりません。 でも何だか色々とノイズ立っているんですね(笑) オーディオ好きの方々がノイズが乗っている云々を語っているのと同様、こちらもノイズが見えます。 見えてしまうだけあって余計に目立つのかも知れません。
次回に続きます。
雑感という感じで、まとまりのない内容となってしまいますが・・・・・
今回、約一か月ほどバタバタと調整した際の出来事で、覚えているものを残しておきたいと思います。
幾つかありますがNaP3を使っています。これの良いところは、①調整が楽。 ②動作が軽快。 そして何と言っても、③中心周波数を固定にして同調が出来る。FIXモードですね。(昔のラジオのようにバーが左右に動く)というところです。 下の絵がその様子です。 Power SDRも良いのですが、NaP3自体、Power SDRが元になっていると思いますし、設定の容易さや受信操作のみに主眼を置くのであれば、軽快動作のNaP3かなという感じで選択しました。
少し見難いのですがこれは18068~18076KHzくらいを表示させています。中心は18072.5KHzくらいでしょうか。左端のほうに薄く赤い線とピンクの線が見るかと思います(実際は鮮明に見えます)。 左端の赤い線がバンドエッジ、その右のピンクの線がVFO-A、そして中央付近の黄色の線がVFO-Bということになります。これは18068付近に出ているぺディ局へのパイル状況で、SPLIT運用中。こちらのリグの周波数を動かしても表示されているスペクトラムやウォーターフォールは不動で、VFO-Aを動かせばピンクの線が、VFO-Bを動かせば黄色の線が動くことになりますので、つまりは隙間を狙えるということですね。 実際にこの隙間を狙ってピックアップされたことは何度もありますし、そのような勘が当たった時は何ともいえぬ幸福感に(笑) 表示スパンはマウスドラッグ操作ひとつでとても簡単に広げたり狭めたりすることができます。パイル幅を把握したり、パイルの間隙をぬったりもできますし、普通の運用時でもスパンを目一杯にひろげればゼロインなどもできる感じです。 もちろん周波数固定モードの解除もマウスクリックひとつで。
あとは上半分のスペクトラム部分でもウォーターフォール部分でも、マウスのワンクリックでリグが瞬時に追従してくれるのが、本当に便利です。小さな筋が現れたらそこをクリック。リグは同時にその周波数に同調されていて、弱い信号が聞こえてくるという流れです。同調ダイヤルを回してのワッチと同様、目で見るワッチ(まさにワッチ)です。CWSkimmerのトリガレベルに引っかかる程度の信号強度があれば、CWSkimmer経由でlogger32のDXSpots画面に周波数とコールサイン、SNRが表示される仕組みですが、CWSkimmerではデコード可能レベルに達していない微弱な信号をこうやって見つけることが出来るわけです。実際に先月はこの方法で、クラスタアップされる前の極々弱い信号を見つけて、ニューが2つ増えました。
ところでこのNaP3ですが残念な事にVer4で開発が終了していまして、更に最新のVer4はバグを抱えたままの状態です。正直なところVer4は正常に動作しません。(一応波形は出たりするのですが、周波数表示窓が欠けていたり等々) ですから正常動作する最新バージョンは3.1ということになります。比較的新しいバージョンとしてはこれ以外にも2.8.8と3.01が存在します。
ここでひとつ発見したのは(うちだけのことかも知れませんが)、Ver3.1とVer3.01だと表示画面にイメージ信号が出やすいのですが、2.8.8だと出ません。 ということで我が家ではもっぱら2.8.8を使っています。イメージキャンセリング処理が違うのかも知れませんね。実際にVer4はこのイメージ信号処理を強化したバージョンのようで、各バージョンごとに差異があるようです。それだけにVer4がとても惜しい!!
【NaP3インストール上の注意事項】
この注意事項はNaP3のホームページにも同じような事が書かれていますが、私も身をもって体験したことがありますのでメモしておきます。
簡単に言うと「他のバージョン(新旧問わず)をインストールする際は、現在インストールされているNaP3をアンインストールしてから」ということです。 それと、アンインストール後、画面設定などのデータが格納されたフォルダも削除する方が良いでしょう。このフォルダはアンインストールしても残ったままです。 → (C:\Users\ここは個人ごとのPC名\AppData\Roaming\NaP3) このフォルダはレジストリには影響されていない?と思いますので、私の場合は毎回普通にゴミ箱に削除していました。特段、問題は起こったことはありません。 アンインストール→データフォルダ削除→別バージョンのインストールという順番です。 ちなみにこのフォルダの中にNap3という名前のXMLドキュメントファイルがありますが、これが現在の画面等の設定値が格納されたドキュメントとなりますので、必要な方はこのドキュメントをどこかにコピーしておいて、違うバージョンをインストール後これをインポートしてやれば良しです。(このような手順を踏まなくても、NaP3の設定画面でエクスポート/インポートの処理が可能です。(下図参照。画面の一番下の方にImport Database...とExport Database...があります。)
どのバージョン間への変更だったかは忘れましたが、上記の注意事項をすっ飛ばした際にNaP3どころかPC自体がシャットダウン出来なくなりました。 で、デスクトップPCの電源コードを抜いてシャットダウンした訳ですが、再起動するたびにセーフモードでの立ち上がりでその後もシャットダウンできない状態に・・・・・・結局はリカバリの運びとなりました。 リカバリに伴うLoTW、logger32等(logger32にくっついて動作するユーティリティーも)の再設定には非常に苦労しますので、泣きが入りました。
【もうひとつ失敗談!】
どうしてもVer4を正常動作させてみたいという欲望にかられ、何となくなんですが「おそらくこれは.NET Frameworkの仕業だろう」と想定しました。海外のサイトでもVer4の不具合が報じられていますが、表示的には日本国内のみなさん(私も含め)よりもマシな様子。 .NET Frameworkの日本語パッチとかが引っかかってる?などと頭の中は暴走して、Microsoftのページを見ていたら言語パックのパッチファイル云々(正確な名前を忘れました)というのが出てきて、これをインストール。これもハマりました。NaP3とGoogle Chromeが再起動できなくなって、システム復元も復元ポイントが全て消えてしまい、復元出来ませんという事態に。 お気を付け下さい。
次が画面輝度設定です。これが意外に重要。 上の図のような画面だとちょっと暗すぎ(薄すぎ)かも。 ウォーターフォール画面部分の下地が青くなるくらいまで上げてやる方が、微弱な信号を表示させやすくなります。 上のような画面だと弱い信号は隠れてしまうような気がします。調整部分は下の赤枠部分です。 それに加えて、赤枠右側のUpdate Periodとか真ん中上のMain Display FPSとかも捉えた信号を表示させるために重要な部分です。(FPSは上げ過ぎるとCPUの負荷に直結します。ただし逆に低すぎても画面がガクガクになって使えません)
下の画面くらいかこれよりまだちょっと上げても良いかもしれませんね。下の画面だと小さなスペクトラムもしっかりとウォーターフォールに現れています。
ちなみにNaP3の良いところは、上のような輝度設定とか色々やった内容が意識しなくてもバンドごとに記録されているところです。 毎回バンドのゲイン等に合わせて再設定というような面倒な事がありません。
あとはサウンドカード設定についてのメモになります。 先ほど出てきた一枚目の設定画面の右側が該当します。(Sound Card) XONAR U7の場合、一応ASIO対応という事で、設定タブではMMEとしてのU7とASIO U7が選択可能です。これも他の環境では保証できませんが、ASIO U7にした方が断然に画面ノイズが減りましたのでASIO(latencyは最短の4ms)で設定しています。
SDR受信ソフトにも色々あって、多くはフリーソフトですのでご自身の好みに合うものを使えば良いと思います。 他のソフト同様NaP3も好みに合わせた表示(色も含めて)が簡単に設定できるようになっていますので、色々と触ってみれば面白いと思います。
今回はSDR受信ソフトNaP3の導入の経緯や調整時に気付いたことなどを書いてみました。
気づいた事があれば順次アップしたいと思いますが、とりあえずSDR受信機関連の調整について落ち着きましたので備忘録的にメモしておきます。
長くなりそうなので、今回は機器についてのみにして、実際の作業で分かった事や感じたことなどは次回に譲ります。
1 SoFT66とLP-PAN2の使用感
どちらも使い心地が良いです。価格的にはLP-PAN2が数倍以上(輸送料や課税もあり)ですが、それを考えるとSoFT66は大健闘というか、素晴らしい受信機だと思います。では、LP-PAN2どうなの?となりますと、私の環境では①数KHz離れた場所に出ていたイメージ信号が出なくなった。 ②CWSkimmerを経由してLogger32上に表示される信号がとても多くなった。 ③より弱い信号でもCWSkimmerが認識するようになった。 このようなところが私なりに感じているLP-PAN2導入のメリットです。デメリットは、①本体価格が高い。 ②サウンドカードなど音声周りの充実も図りたくなるためにやはりコストがかかる。 ③電源が別途必要(13.8Vで可)・・・・・・このようなところでしょうか。
2 サウンドカード
サウンドカードは低ノイズのものが勧められていまして、XONAR U5かU7をはじめとして幾つかがピックアップされています。(詳しくはLP-PANホームページをご覧ください) 私はSoFT66導入と同時にXONAR DGXを後付けオンボードしましたが、より低ノイズのものをということで、今回は外付けのXONAR U7を導入しました。これは大正解だったと思っています。ノイズフロアは同一条件で測定してみましたが、オンボードカード、XONAR DGXと比べると大幅に低くなりました。おおよその値ですがオンボードが-115dbm、DGXが-125dbmであるのに対して、U7は軽く-155dbmを達成します。これらはSDR受信ソフトでの測定ですのでいい加減な値ではあるのですが、いずれにしてもこれだけ明確な差があります。
3 USBケーブル
U7とPCは一本のUSBケーブルだけでつながっていますので、つまりはLP-PAN2→U7→PC→SDR受信ソフトという流れの中にあって、重要な伝送路になるわけです。USBケーブルも上を見ればキリがなくて1メートルで10万円以上するものもあるようです。(無論、買いませんし買えません(笑)) 今回は一生モノというつもりで、60センチで8000円程度もする私にとっては非常に高価なオーディオ用のUSBケーブルを導入してみました。これも私にとってはメリットがありました。 ①ノイズフロアが下がった。 ②見た目にも画像ノイズが少なくなった。 このようなメリットがありました。 一番びっくりしたのは、他のUSBケーブルではWindowsオーディオレベル設定が50/100程度でしたが、上記のオーディオ専用USBケーブルに代えるとこのレベルのままではSDR受信ソフトの画面が飽和してしまいます。概ね20/100が適切なレベルとなりましたので、大きな違いがあります。素人判断で、それだけ伝送し易くなった?などと勝手な想像をしています。
4 オーディオケーブル
これはJVCが発売しているオーディオ用Yケーブルを導入しましたが、最近になって1000円ちょっとするJVC製の中でもHi-Fi用と銘打っているモノに交換しました。この交換も正解で、特に私の環境ではCWSkimmerの映像が濃く映るようになったのですが、気のせいだよと笑われそうですね(笑)
5 電源
LP-PANのホームページの絵にリグから取る様子が出ていたため、根拠も不明のままそうしようということに。回り込み等の不具合など特段の不具合はありません。
機器まわりはこのようなところです。
次回はノイズ対策とか、気づいたこと感じたことをメモってみたいと思います。