LP-PAN2, NaP3の続きです。
設定のほうもだいぶ進んで来まして、こんなカラフルな画面が出るようになりました。
7,000~7,200KHzまで全域の様子で、左のほうにはCW、それ以外にはPHONEが賑やかです。
で、今日の本題はここからです。。。。。
無線機、LP-PAN2の電源を断にして(物理的にも切り離して)、PC+USB DAC(XONAR U7)だけでNaP3を走らせると・・・・・
他には何も繋いでいないし、電源も入っていません。
(※ 上下の画像ともNaP3の設定画面は同一です。)
これらのノイズはおそらくはUSB経由でのノイズかと推察しています。
PC内部ノイズとか色々と考えられるのですが、一番臭いのはUSB BUSパワーノイズ。
ちなみに2つのディスプレイからのノイズではいことが切り分けで判明。
(デュアルモニタしていますので、片方ずつ切って確認しましたが変化なし)
LANケーブルも外して、CW受信用ヘッドフォンアンプも全て撤去して、動いているのはPCとDACのみ。
その他、部屋の中には電化製品はありません。
それと念のため家中の家電製品すべてをコンセントから断にしてみましたが、変化なし。
この時点で動いているのはやはりPCとDACのみですので、このいずれかということでしょうね。
ちなみにPCは完全に無線専用としていまして、受信ノイズ対策としてPC内部にも無数のノイズ対策を施しています。
USB DACは本体からの(または外部からDAC本体への)ノイズ対策として、金属製2重シールドケース内に封印状態(U7はあまり熱を持ちませんので、小さな通気孔のみ設けています)
これ以外にもUSBケーブルとオーディオケーブルは既製品のうちでも、特にシールド性に優れたものを選定して取り付けています。
センター付近でのノイズフロアが-140dbm付近でそこそこよい感じで、バンドエッジ付近はやや持ち上がっていますが、これもU7特有のことですので問題ありません。
嫌なのはウォーターフォール画面でも分かる、数本の濃いやつです。
無信号時はノイズが際立ちますが、外来信号を入力すると殆ど分からないレベルに隠れてしまうことが見て取れます。
高価なシールドケーブルやその他のノイズ対策によって、CWSkimmerでは以前よりも更に改善されて、-130dbm以下の微弱信号でも時折デコードするようになってきました。
ただ、やはりこのような隠れたノイズを放っておくのではなく、ひとつひとつつぶして行くことが、アパマンという小さな設備でもより早く微弱な信号を発見することにつながると思いますので、しばらくはこのノイズと戦っていこうと思います。