はさみの世界・出張版

三国志(蜀漢中心)の創作小説のブログです。
牧知花&はさみのなかま名義の作品、たっぷりあります(^^♪

近況報告2024 10月 その3

2024年10月26日 21時21分32秒 | Weblog
早いもので、もう10月も終わろうとしています。
そのまえに、選挙に行かなくちゃですが……今回はどこに入れたものか、迷うなあ……
仙台は明日は晴れるそうなので、投票率が上がるといいですね。

それはさておき、近況報告。
創作(主に奇想三国志について)のお話をいたします。

現在、やろうとしていることは以下のとおり。
1 「小説家になろう」に連載している作品の推敲作業
2 「奇想三国志 英華伝」に序章を加える作業
3 「赤壁に龍は踊る」の全面改稿作業(ほぼ作り直しになるかも)
4 「赤壁~」以降のプロット固め
5 「うさ・ルート」のプロットづくり
6 オリジナル小説のプロットづくり

ありゃ、こうして並べるとけっこうな作業量ですね;
家の状態も落ち着いてきまして、いろいろ作業できるようになりました。
みなさま、ご心配をおかけしました……m(__)m

さて、詳しく説明させていただきます。

このうち、「1」の推敲作業は、ゆっくり進めています。
「主語」がはっきりしない文章が多いのと、言葉の選択が間違っているところと、つながりの悪い長文がチラホラあるのとで、作業が遅々としてすすまず……
2004年ごろに一生懸命書いたものをベースに、何度か推敲作業をしたはずのものでしたが、いままで細かい粗が見えていなかったようです。
まだ「明らかなまちがい」「勘違い」が残っているかもしれない……
正直申し上げて、いまのわたくしでは、その「勘違い」がわかりません。
そのうち、わかるようになるのかなー。
ちなみに、26日げんざい、涙の章のその51まで推敲が終わりました。
どうも、涙の章から太陽の章にかけての推敲が甘かった気配もありまして、「臥龍的陣」以降の推敲作業も含め、全体の推敲作業を終えるのは、かなりかかる予想です。
せめて年内には終わらせたいところ……

「2」の序章を加える作業についても、ゆっくり進んでいます。
タイトルも決まり、だいたいのストーリーも決まりました。
連作にする予定でしたが、これはやめました(とっても長くなってしまいそうなので)。
以前に同人誌で発表したお話とは、また違う展開の序章を制作予定です。
ただいま、急ピッチでプロットおよび細かい設定を固めております。
11月下旬から執筆できたとして、発表できるのは12月下旬になりそうです。
調子よくトントンと作業が進みましたら、発表時期が前倒しになる可能性もあります。
みなさんに楽しい(いや、ミステリー風味だから楽しいかどうかは……)お話をお届けできたらと思います。
もうしばらくお待ちくださいませ。

で、みなさんが待ってらっしゃるだろう「3」と「4」。
「赤壁に龍は踊る」と「その続編」ですが、全面改稿を予定しております。
ほぼ書き直し!
というのも、時間を経ていろいろ考えたのですが、どうも「赤壁に龍は踊る」は、2008年前後に発表した昔の「赤壁編」である「飛鏡、天に輝く」に寄りすぎたきらいがあるなと。
周瑜VS孔明、という図式は「飛鏡」でやったわけだし、同じことをするにしても、もっと他の書きようがありそうな。
で、今回の「赤壁に龍は踊る」は、「飛鏡」と途中までほぼ同じストーリーで、ラストが違う、という風にする予定でした。
しかし、その肝心の用意していたラストに行くのなら、いまのストーリーは弱いなと気づきました。
なんかこう、「ちがう、そうじゃないんだ」というような、かゆいところに手が届かない、もどかしい感じがずっとしていて、まだそれが解消しきれていません。
昔の「飛鏡、天に輝く」は非常に調子のよいときに書いたものでした。
あの作品にある独特の緊張感を利用しないのはもったいないな、と思ってしまって、おそらく、それが失敗の元だったのでしょう。
「飛鏡」はあれはあれで閉じたもので、新しいものを作るなら、それに沿った、新しいストーリーを作らなくてはいけなかったのです。
「赤壁に龍は踊る」は、ちょっと自分の中ではパッチワーク的作品になってしまっています。
このままラストへもっていくことも出来なくはないですが、作業的に書いたものをみなさんに見ていただくのは申し訳ないな……という気持ちがありまして。
どうしたものかと思案したのですが、やはり、改稿というか、書き直しかな、と。
で、いろいろとストーリーを練り直しています。
こちらは、「1」の序章と違って長編ですので、作り直しするのも時間がかかってしまっています。
いまの「赤壁に龍は踊る」を気に入ってくださった方も多いかもしれませんが、すみません、変えさせてください。
新しい「赤壁に龍は踊る」は、来年になる、かなあ?
すべては「1」の序章の進捗によります。
どうぞご了承くださいませ……
というか、完成度の低いものを発表してしまって、申し訳ないです;
次回こそは、いいものをお届けしたいです。

(ちょっと気になったことを、ここでひとつ。
時代物は「史実」どおりに沿って書けばいいから楽、ということはありませんよね……ただ史実どおりにすればいいなら、歴史書のほうがよっぽど正確だし、小説にする意味がそもそもない、ということになってしまう。
小説なら、史実を横目に、思い切ったことをやるべきだし、それでみなさんが楽しんでくれれば、最高だと思っています。
なんでこんなことを書いているかというと、楽だとおっしゃってる人をネットで見かけまして、さすがに、そうかなあ? と疑問に思ったので。
楽じゃないですよ、かなり苦労しているわたしは変なのかな?
なあんて、ちょっと意見を申してみましたよ)

続けましょう。
お次は、唐突に出てまいりました「5」の「うさ・ルート」。
じつは、序章などを練っていると、なぜか「うさ・ルート」のネタが浮かんでくるのです。
といっても、個人サイトでむかーし発表した「うさ・ルート」ではなく、共通した設定があるものの、まったく話の展開が違う「うさ・ルート」。
共通の設定というのは、孔明たちが「うさぎ」という点なのですが……
かれらがだんだん、頭の中で暴れまわりつつあるので、
「書けるかも?」
と思いつつ、推敲作業や、序章、赤壁編の制作ついでに、うさ・ルートもプロットを作っています。
こちらは、あまりに浮かれた話になりますので、発表がいつになるか、ほんとうに書けるのか、まったく不明。
でも、なるべく書き上げる方向で行きたいと思っています。
また、はっきり形になってきたらお知らせしますね。

さいごに、「6」のオリジナル作品。
以前に発表した「B.B.の世界(サイトでは「春に寄す」)」のリメイクです。
これは家庭の問題が複雑化する以前、プロットを立て、じっさいに書いてもみたのです。
と・こ・ろ・が!
面白くならない……書いていて、とっても退屈。
説明的になりすぎるし、キャラクターが「こんな人たちだったっけ?」というような感じになってしまって……
やっぱり、鉄は熱いうちに打てと申しますが、「これが書きたいんだ!」という熱があるうちに、なにがなんでも書いておくべきものですね。
この未完の作品をどう復活させるか?
たいへんに頭を悩ませております。
この作品は、2003年に発表した作品だからこそ、許されていた作品といえなくもない……(あの頃は、けっこうめちゃくちゃな作品も、いい風に受け止めてもらえる気風があったような)
設定だけ眺めても、かなりこの作品、「いまこう書くと、まずいだろうな」というところがあります。
それをマイルドに改めるか、それともガラッと変えるかでも悩みますし、そもそも、元の作品も、途中で話が違うところへ向かってしまっているので、それを修正することも必要ですし……
さらに、「若かったなあ、こんな設定をよしとしていたか」というところもありますんで、それも直し。
そうしていくと、結構な作業量になりまして、これがなかなか「三国志」関連の小説の制作時間を食っていきます。
思えば、もともと「三国志」と「オリジナル」を並立させて書けたことが、いままでほとんどないのです。
自分の不器用さゆえなのですが……それでも「書きたい」という意欲はありまして、さあてどうしたものか。
こちらも、設定をマルっと直して、ストーリーが決まったら、一気に書き上げられるかもしれません。
制作が進みましたら、また報告させていただきますv

というわけで、かなり長いですが、近況報告でした。
ここまでお付き合いくださったみなさまに、最高の幸あれ。

あ、書き忘れ。
「三國志8remake」購入しました!
孔明でプレイしておりますが、以前の8とはだいぶ様子がちがって、操作になれるのが、なかなか……
小鈴ちゃんというナビゲーターがいますので、彼女に従ってあれこれやっている最中です。
しかし、西暦208年からスタートしても、孔明と趙雲の仲はすでに「敬愛」となっておりまして(出会ってすぐに仲良しになっている、というゲーム上の設定の様子。一目ぼれか?)、一回「交流」しただけで、すぐに「義兄弟」となりました。
今回のリメイク版は、とってもキャラクターのつぶやきが多く、それらを読むのも楽しいです(「趙雲の兄上と同じ都市にいるといいな」というようなつぶやきを孔明がする)。
あと、月英さんの内助の功が素晴らしく、孔明と月英さんがイチャイチャしているのに当てられっぱなしなのも、今回の新しい要素かも。
ちなみに、月英さんと「稽古」(一騎打ち)したところ、ものの見事に負けました。
それと、今回はオリジナル要素は「演義伝」というコマンドに集約されておりまして、条件がそろうと、特別なイベントが発動します。
「赤壁」に関するイベントはムービーが美麗でございました。
でもって、子安武人版孔明も、かなりいいです。
曹操と周瑜も、声があるとだいぶちがう、かっこいい!

それとプレイ可能な武将のなかに、ちゃんと「陳到」「胡済」がおりました!
二人とも、能力はびみょ……いやいや、育て甲斐のあるパラメータで、ゲームに慣れてきたら、かれらを主人公にプレイしてみたいです。
でも、相当に慣れてからでないと、大変そうだなあ。

これから、創作のほうが忙しくなりそうなので、ゲームできる時間は限られそうですが、暇を見つけて、プレイしていこうと思っています。
一日、一都市を攻略していく、というのも楽しいかもしれない。
(switchライトでプレイしておりますが、たしかに字が細かい。でも、いまのところプレイに支障はありません。
マップがすべて見やすいのも助かります)

さて、今度こそ、お開きです。
ではでは、またお会いしましょう('ω')ノ

牧知花





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