
ごみの再資源化など先進的な取り組みで話題性のある三潴郡大木町(ここをクリック)の町議会が、住民とともに町の景観の在り方を考える体験学習「おおきまち景観ワークショップ」を始めたニュースがN新聞で紹介された。
みやま市では今年に入り、大木町の環境課長さんを講師に環境講演会に開いた。また男女共同参画セミナーでも大木町の前副町長の高山さんの講演を聞くなど、大木町には学ぶことがが多い。
協働でまちづくりを・・・・見える改革目指し”実験”は第一歩
この夏までに4回のワークショップを開き提言書をまとめ町へ提出する。これを実施するきっかけになったのは昨年4月の議員改選において定数13のうち6人が入れ替わったこともあり、議会改革が一気に高まった。
町民から「議会が何をやっているのか見えない」「(議案採決で)立ったり座ったりするだけやろ」との市民の声。「何かを変えなくちゃならん」という議員の声。名古屋市や阿久根市での議会解散請求(リコール)や政務調査費の不適切な支出などが国民の注目を集めている中、大木町でも町民の信頼を取り戻すための議会改革は待ったなしの課題だった。
町議会は、議会基本条例の制定に絞って検討を始めたが、複数の議員から「すぐにやれることをやろう」と、改革を求める声が上がり、議会活性化検討委員会を立ち上げた。
検討委員会では、議会改革案として①議会基本条例の研究②常任委員会の活性化③議会報告会の実施。などは挙がった。その他に企画として持ち上がったのが、「先ずは地域の景観を町民との協働で考えよう」と。住民を巻き込んだ景観ワークショップの開催が決まった。