今回で3日目の「近隣都市のニュース・出来事など」について、ご案内します。
筑後地方を襲ったゲリラ豪雨・・・。大牟田市の災害復旧支援へ、このニュースにふれておりますと、災害も、復旧も、まちづくりも広域化してきているように感じております.今後更に近隣都市のまちづくりニュースなど、政治学級二十日クラブはまだまだ学ぶことが多いと感じます。このようなことから近隣都市のニュースなどを充実させたいと思います。
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大牟田市は、柳川、みやま両市へ災害復旧支援を行うと、新聞に報じておりますが、この支援の基本となるものは、「有明圏域定住自立圏共生ビジョン」です。
大牟田市は平成21年8月、定住自立圏構想に伴う、「中心市宣言」をしており、大牟田市は「周辺市」の柳川市、みやま市とそれぞれ22年10月に定住自立圏形成協定を締結。23年3月には同協定で示す取り組みを具体化した「有明圏域定住自立圏共生ビジョンを策定し、実行しています。
今回の大牟田市が実践する柳川、みやま両市への災害支援をきっかけに大牟田市、柳川市、みやま市の3市が共生ビジョンを共有し、大牟田市の強いリーダシップをのもとに、その実行にスピードをつけてほしいと思います。
★有明新報を引用し、大牟田、柳川、大川、みやまの4市のニュースなどをご案内します。
■7月7日 情報ではなく共感発信を~武雄市の樋渡市長が広報活動について講演
大川青年会議所は5日、大川商工会館で公開例会を実施。フェイスブックを活用した特産品販売などで注目されている佐賀県武雄市の樋渡市長が、「広報力で地域(まち)を活かすFacebook~つながる、ひろがる、ひびきあう~」を演題に広報活動について講演。「情報ではではなく共感を発信しよう」と呼び掛けた。
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■7月8日 筑後地区総決起に1200人結集~暴力団壊滅へ団結
筑後地区の暴力団追放!地域決起集会が7日、大牟田文化会館で開かれた。地域、行政、警察、事業所などから約1200人が結集。「暴力団追放に向けて団結するぞ」とシュプレヒコールし、連携強化と強い決意を示した。
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■7月10日 35万本のヒマワリ~25日開園~8月5日までライトアップ
柳川市橋本町のひまわり園が開園。約35万本のヒマワリをライトアップし、期間中は販売コーナーを設置、種のプレゼントや景品付きゲーム大会などが行われる。同園は有明海に近い干拓地3.5㌶。例年大輪が咲き誇り、夏の風物詩となっている。
■7月11日 古賀政男しのび命日祭~古賀政男記念館(25日午前10時)
当日は文化協会の供花、献茶、焼香などに続き、「影を慕いて」の演奏がある。当日は式典中の入館を無料にし、記念館と生家を一般来館者に開放。一般来館者のための焼香台も置く。
■7月12日 乗降客伸び長時間駐車倍増~九州新幹線新大牟田駅
市営駐車場などの値下げと日帰り2枚切符のダブル効果得られた。
■7月12日 第42回北原白秋顕彰短歌大会(11月2日)~ 大会作品募集(8月31日まで)
■7月13日 ゆるキャライベントに参加~ボランティア募集(16日まで)
柳川市マスコットキャラクターこっぽりー運営委員会は、こっぽりーの企画などを担当するボランティアを募集している。同委員会は市民協働まちづくり事業の採択を受け平成24年度は、ゆるキャラのイベントに参加する。
■7月14日 風物の写真を印刷~「おいでメッセ柳川」~棒状の包装紙作る
夏のギフトセールに合わせ柳川の風物写真を印刷し、柳川の土産をアピールするため写真を使い、エコを意識した棒状にした。
■7月16日 沖端川、矢部川が決壊
活発化した梅雨前線の影響で、断続的に強い雨が降った14日、柳川市、みやま市では、それぞれ市内全域に避難指示を出した。柳川市三橋町とみやま市瀬高町の沖端川、柳川市大和町の矢部川で計3ヵ所が決壊、周辺地区は浸水し、民家などが孤立した。
■7月17日 豪雨被災の柳川、みやま支援へ~大牟田市~緊急会議を開き全庁対応
柳川市、みやま市と共に「有明圏域定住自立圏」を形成している「中心市」の大牟田市は、豪雨で甚大な被害を受けた柳川市、みやま市を支援しようと17日、緊急に調整監等会議を開き、両市の支援を協議する。「両市が何を求めているのかを迅速に把握し、全庁的な対応にしたい」という。
■7月17日小川知事が豪雨被害を視察
福岡県の小川知事は16日、豪雨で被害を受けた沖端川の決壊した柳川市三橋町、みやま市瀬高町などを視察した。金子柳川市長は、「激甚災害の指定」を訴えた。
■7月18日 漁場に流木、田畑へ土砂~柳川、みやま市~豪雨で深刻な被害
豪雨の影響で、漁業や農業に深刻な被害が発生している。河川の氾濫により、河口部で漁港の設備や漁船が破損したほか、漁場には大量の流木が流れ着き、標識の柱も倒壊。8月下旬にはノリ養殖漁場の区画の割り振りもあり、漁業者からは心配する声が挙がっている。田畑のは土砂が流れ込み、農業者も厳しい表情を浮かべている。
■7月18日 柳川、みやまの災害復旧支援へ~大牟田市~八女、筑後支援も検討
大牟田市は共に「有明圏域定住自立圏」を形成する柳川市、みやま市が九州北部豪雨で被害を受けたことで17日緊急調整監等会議を開き、「中心市」として柳川、みやま両市の災害復旧のため、庁内各部で支援内容の取りまとめ作業を開始した。また同じく今回被災した八女市、筑後市についても福岡県市長会南ブロックの構成市であることから大牟田市は支援を検討している。現時点では大牟田市に対して柳川市からは三橋町中山地区の高齢者宅の復旧作業(土砂や家財道具の搬出など)、中山保育園の復旧作業(園内の土砂の搬出、跡片付け作業など)を10人ずつ18、19、20の3日間の救援依頼が来ている。みやま市からは災害ごみの除去・回収・分別作業・消毒剤の配布や散布など、八女市からは消毒作業の支援要請があっている状況。
大牟田市は具体的な支援策を庁内で決定する方針。救援希望を指定している柳川市に対しては出来るだけ希望に沿うように考えており、希望期日のない部分については庁内調整がまとまれば18日にも派遣する可能性があるという。
▲ 本郷地区の被災家庭の後片付けの手伝をしました。
床上浸水により、家財など全てが、泥水にのみ込まれ、その泥水が堆積し、本当にひどい状況です。心からお見舞い申し上げますととも一日でも早い復旧をお祈りします。