大きな被害をもたらした豪雨から一週間を迎えました。緑でおおわれた矢部川の堤防とその清流、今しばらくは見れそうもない。流木などが散乱し土砂が堆積している矢部川、そして田圃、あちこちでトラックや重機が応急工事を急いでいるが、未だに通行止めされたままの道路も多い。
昨日20日、野田首相が柳川市の矢部川堤防が決壊した六合の現場を訪れた後、柳川市役所で説明を受け、知事や市長らと会談。野田首相は、「災害復旧の補助率の上がる激甚災害の指定に向け、早急に準備するように指示した」と、新聞に報じられている。
・
小川知事は17日に当地を視察している。
・
西原市長や壇議長も本郷地区を視察され、壇議長は復旧作業に従事されるなど、トップの動きも活発化している状況にある。
・
市議会では昨日20日、全員協議会が開かれ、被災状況の説明が行われた様子であるが、具体的な動きはみえてこない。
・
個人レベルではあるが、これまでの行政や議会の対応に肯定的な見方をする市民はそう多くない。行政や議会などには、市民などから、様々な意見、要望が寄せられているであろう。 これを集約、総括し、今後の教訓に活かしてほしい。
■ みやまの今週のニュース・出来事などをご案内します。(クリックすると拡大表示します)
■ 本郷地区の被災者へ市民の皆様の温かいご支援をお願いします。
本郷地区の被災家屋には豪雨で流れ込んだ土砂が堆積し、これを除去し、運び出す作業に追われておられますが、これは大変な労力が伴っています。特に高齢者だけの家族では深刻ですし、手つかずの被災家庭もあるそうです。
・
市内外から駆けつけた多くの清掃ボランティアと各家族は一緒に復旧作業にあたっておられ、やっと復旧作業が本格化したように思えますが、まだまだで、行政を中心にした更なる支援の強化が求められていると思います。
・
私が手伝いしてる家庭でも土砂の運び出し作業がまだ続いています、家財はそのままの状態で、復旧の目途がみえず、いまだに公民館に寝泊まりされている生活を考えると、精神的な苦労は大変なものだと思います。