おまけの人生・・・

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PROMISE 無極

2006-03-02 17:20:37 | 外国映画
『 PROMISE 無極 』

 生きる術さえも持たず、空腹に震える幼い少女・傾城の前に、運命を司る美しき神“満神”が現れた。「この世のすべての男からの寵愛と、不自由ない生活を約束しましょう。その代わり、お前は決して真実の愛を得ることはできない。それでもいいですか?」と問う満神に傾城は答えた、「それでもいい」と。やがて彼女は王妃となった。
その頃、無敵を誇る大将軍・光明が、俊足の昆崙を自分の奴隷としていた。そして反乱の企てから王を救おうと、光明と昆崙は城へと向かうのだが……。

何不自由ない暮らしを手に入れながらも、真実の愛を捜し求める王妃・傾城。
伝説の甲冑を身につけることを許された英雄・光明。そして、奴隷として生きる男・昆崙。3人はやがて出会い、それぞれの運命に変化が訪れる。



何も考えず、何も期待せず観たので楽しめました。
って言うか、笑っちゃいました。
チャン・ドンゴン演ずる奴隷・昆崙の【俊足】にです。
人を担いで水牛よりも速く走り、鳥篭のような丸い檻の中では【黒の衣装】を着た刺客とまるでモーターショーのように走り、人間凧揚げをしながら走り、挙句の果てには時空まで駆け抜けてしまう。
あそこまでやられたら、もう笑うしかないでしょう・・・(^^;)

そして、真田広之演ずる大将軍・光明、カッコよすぎですよ!
英雄にしか着ることが許されていないと言う【伝説の華鎧】、蜂が蜜を求めて寄ってくるのですよ~・・・(常に生花ですか?)


馬の鞍まで花で飾ってあるし・・・(^^;;;


広大な中国の渓谷の中に真っ赤な甲冑は見事に映えていました。

「英雄」とはまた違った感じでしたが、ワイヤーアクションが多く、もう少し真田広之の本来の武術家らしいところが観たかったような気もします。
でも、馬に乗り凛としているところは大将軍の威厳が十分感じられ、日本人も捨てたもんじゃないなぁ~と嬉しくなりました。(^^)
エンドロールで 【主演 真田広之】 と一番最初に出たから「おぉ~~~っ!」っと思わず拍手したくなりましたよ。(笑)
他の人達(チャン・ドンゴン、セシリア・チャン、ニコラス・ツェー)も 【主演】 とは出ていましたが・・・(苦笑)
日本の俳優陣も邦画だけでなく、世界へどんどん羽ばたいて欲しいものです。

敵役のニコラス・ツェーが、男なのにちょっと妖しく美しく思わず見とれそうになってしまいました。(;´▽`A``
王妃役のセシリア・チャンは、はかなげだったけど、もうちょっと美しくてもよかったかな?なんて思ったりもした。(^^ゞ

でも、ままならないそれぞれの運命に、ラストシーンでは気付いたら涙ぐんでいました。


06/03/02 【 ○ 】
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