おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

呉清源 ~極みの棋譜~

2007-12-17 23:16:09 | 外国映画
『 呉清源 ~極みの棋譜~ 』
[監]田壮壮
[原]呉清源
[脚]アー・チョン
[衣]ワダエミ
[出]チャン・チェン 柄本明 松坂慶子 伊藤歩 南果歩 シルビア・チャン 大森南朋

  “碁の神様”と呼ばれた中国・福建省出身の稀代の天才棋士、呉清源氏の知られざる半生を描いた伝記ドラマ。
昭和3年、北京で囲碁の天才少年と呼ばれた呉清源が14歳で来日。
日本の棋士たちを打ち破り、瞬く間にトップに上り詰める。
だが、厳しい勝負の世界に身を置く彼は孤独にさいなまれ、時代は日中戦争へと突入していく。

≫≫ 公式サイト

07/12/14 【 微妙 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 前もっておおまかなあらすじを読んではいたので、来日したところから始まり、
日本の棋士たちをどんどん打ち負かしていく様などが映し出されるのかと思っていたら、
いきなり本因坊戦だったのには驚いた。
囲碁を趣味にしていた父から本因坊の名前は聞いていたのですんなり入ることはできたのだが、
呉清源が“先生”と呼ぶ人達の名前には全然なじみがなく、ちんぷんかんぷん・・・

20世紀に1人とまで言われた天才棋士と言うことなのであれば、
もう少しその辺を掘り下げて対局の場面やそれに関しての説明的なものを
もっと入れてあればよかったのになと思った。

途中で囲碁を捨ててまでと思うほどはまってしまった宗教が一体なんだったの?
って感じで、その辺のところもちょっと説明不足だったような気がした。

多少なりとも囲碁に携わる人達なら呉清源のことは知っているだろうから
理解できる範囲だったかもしれないが、名前すら聞いたことがなかったので
分かりづらいものがあった。

07-159 シネスイッチ