心療内科

電気が通じてテレビの速報を見て、被災が関東地方だけではないことを
東北地方の方がもっと凄かったことを初めて知るとともに、
その後東北地方を襲った津波の凄さに、たたただ言葉もなく茫然自失・・・
津波の恐ろしさを目の当たりにしながら泣いていました、、、。

こんなに大きな地震は初めての体験で、「しっかりしなきゃ！」
「冷静でいなきゃ！」と次に襲ってくるかも知れない大きな地震に対応できるよう
心構えだけはしておかなくちゃとそればかり考えてた丸１日が過ぎ、
あの真っ黒な恐ろしい津波の映像を見たのは日曜日のことだった。

地震の当日はほとんど眠れず、家族全員の無事を確認出来ホッとした次の日は
安定剤を倍量にして寝たけど安眠できず、そして何度も何度も繰り返し流される恐ろしい映像・・・
津波の被害にあった地区に住んでいた同級生は２人とも家族全員の無事を確認できたものの、
追い討ちをかけるような原発のニュース・・・
チェルノブイリの二の舞か・・・？と思いながら、被爆者二世の私は「恐ろしい」を連発していた。


電車が止まり、出勤できないとＹさんとＦさんからのメールが来て歩いていける私１人が出勤
銀行の行員さんも出社できない人が多く、行ける支店へ出社と言うことになっていたみたいで
知らない行員さんが何人かいたけど、それでも人が足りず午前中は地震の影響でてんてこ舞いだった。
午後からは少し落ち着いたものの、病み上がり後第１日目の出勤は大変な１日だった。

仕事が終わって、電車が止まっているので心療内科までどうやって行こうか思案・・・
歩いて行くしか方法はないのだが、いったん家に帰ってから行くべきか
銀行から直接行くか・・・？
いずれにしても予約時間には辿り着けないのでクリニックに電話を入れ
必死で歩いていった。

約１時間かけて辿り着くと、いつもは込み合っている待合室が空っぽ！！！
電車が動いてないからこれない人が多いんだ～・・・
すぐに診察室に呼ばれ、「どうですか？」と聞かれたけど、
風邪の熱が引かず地震の日まで仕事を休んでいたことと地震後の話をして、
今はこう言う状況だからお薬は変えずにもう暫く様子を見ようと言うことになった。