おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

ユア・マイ・サンシャイン

2006-11-19 18:02:00 | 外国映画
『 ユア・マイ・サンシャイン 』

 農村の青年ソクチュンがウナと言う女性への熱愛を実らせ、彼女と結婚した。
2人は幸福な日々を過ごすが、暴力的なウナの元夫が出現。
さらにソクチュンは、彼女がHIVに感染していることを知る。

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06/11/17 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

予告編を観た時からちょっと興味があったのだが、都内2箇所でしか上映していなくて、わざわざ遠くまで観に行く気力もなかったのだけど、友達がよかったと言う薦めもあり、金曜レディースデイのところに行ったついでにポイントが溜まっていたのでそれを利用して観ることにした。

重い内容の割にはコミカルに話は展開して行き(ここら辺はさすが韓国映画?)、話の途中でHIVキャリアと言う事が発覚するのだが、そんなに深刻な感じも受けない。
ただただ、HIVキャリアの女性に一途な愛を注ぐ夫のひたむきさだけが前面に出てた作品だった。

話の中で輸血のシーンがあったのだが、血液製剤による感染なのか風俗をやっていたために感染したのか不明だったけど、エイズ=死と思って暗い結末を予想して観ていたら、ハッピーエンドの状態で終わったから肩透かしを喰らったような感じだった。
しかも、エンドロールの最後にまで見事に裏切られた結末だった。

百年恋歌

2006-11-19 17:34:36 | 外国映画
『 百年恋歌 』

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06/11/17 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

・第一話「恋愛の夢」 1966年
 兵役を控えた青年(チャン・チェン)は、高雄のビリヤード場にやってきたシュウメイ(スー・チー)と出会い、恋に落ちる。
休暇が取れた青年は、真直ぐに彼女の働くビリヤード場へと戻ってきたが、彼女の姿はない。
シュウメイの足跡を追って、青年はバスに乗る。
「煙が目にしみる」「雨と涙」などのオールディーズのナンバーに載せて、溢れる夏の光、樹木を揺らす風が、恋の予感にときめく若い2人の心情を切なく綴る。

・第二話「自由の夢」 1911年
 1911年の遊郭を舞台にした第2幕は、サイレンと形式で綴られている。
遊郭に通うチャン(チャン・チェン)と芸妓(スー・チー)との間には、いつも穏やかな時が流れ、芸妓と客という以上の深い思いが通い合っていた。
しかし、チャンは彼女を妾として迎えることを拒み、革命家と合流するため、日本へ旅立つ。
静謐な映像の中、即興で演奏されたピアノ曲と芸妓が唄う南管の響きが、秘められた恋情を吐露する。

・第三話「青春の夢」 2005年
 歌手のジン(スー・チー)は、カメラマンのチェンと出会い、激しく惹かれ合う。
しかし、二人にはそれぞれ恋人がいた。ジンは歌う「あなたは誰? 何が欲しいの?」激しく愛を渇望しながら、傷付け合ってしまう恋人達。
ジンの心が離れて行ってしまうのを感じた恋人は、彼女なりのやり方で三角関係に終止符を打とうとする。
現代の大都会台北を舞台に、傷ついた若者達の行き場のない渇きと痛みが胸に迫る。

 三話ともスー・チーとチャン・チェン主演でのお話だが、それぞれの時代がまったく違うので、同じ俳優なのにまったく違ったものに見えた。
スー・チーと言えば『トランスポーター』では少女のような感じに見えていたのだが、もう30歳だったのには驚いた!
『クローサー』では華麗なアクションを見せてくれたが、今回は切ない恋情を見事に見せてくれていた。
中でも、第二話の芸妓の役では、サイレントなのに切ない気持ちがありありと伝わってくるから不思議だった。
歌は本人が本当に歌っていたのだろうか・・・?口パクには見えなかったが、すっごい上手だった。

チャン・チェンもどこかで見たことがあると思っていたら、『愛の神、エロス』の中の「仕立て屋の恋」の仕立て屋役をやっていた人だったみたい

クリムト

2006-11-19 16:29:43 | 外国映画
『 クリムト 』

 1900年のウィーン。女性の裸体画でスキャンダルを振りまくクリムトが、レアと言う美女に心を奪われる。
しかし、彼はレアを追い求めるうちに、謎の書記官に付きまとわれ、虚構の世界に入り込んで行く。

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06/11/17

 寝てしまいました、、、。
必死で起きてようと頑張ったのですが、椅子に座る体勢からして寝るモードでした、、、。
観たシーンと言えば予告編で観たものばかり・・・
せめて違うところで目が覚めれば、もっと話も繋がったのでしょうが、話が全然繋がらずチンプンカンプンでした。

豪華絢爛な絵画の数々を観るだけでも一見の価値はあったはずなのですが、ちょっとしか観ることができず残念です。



クリムトの絵画を再現するにあたり、一体どれくらいの費用を投じられたのか・・・?
金箔が舞い散るシーンは凄かったです!    

リベンジしたい気持ちは山々ですが、他にも観たい作品が目白押しなので、それらを先にこなしてから時間があればリベンジしようかと思います。

父の日

2006-11-18 14:05:33 | 日記


 10年ひと昔と言いますが、もう10年も経ったんだなぁ~・・・

今日は父の命日
父がいなくなって10年の月日が流れた、、、。

父が私たちのことをどれだけ思っていてくれたか、父の言葉の数々を思い出すたびにいまだに涙が溢れてくる、、、。
遠く離れていたために、父の最後の時に間に合わず、家族の誰にも看取られずひとり寂しく逝った父・・・
父を放って帰った母を許すことができなかった、、、。
毎日見舞いに行きながらちゃんと看病しなかった母を許すことができなかった、、、。

その母も今はボケが出始め、夫のことはすっかり忘れ、我が子を自分の姉弟と間違えたりしている。
許せないと思っていた気持ちも10年の間に段々薄れてきている・・・
10年の間に少しは大人になれただろうか・・・?

父には、ただただ感謝!

撃沈!

2006-11-17 23:02:52 | 日記


 今日は友達との映画デートの日だったのだが、友達の都合が悪くなりキャンセルに・・・

しかし、今日観る予定だった2本の映画のうち1本はそこでしか上映していない映画だったし、出かけたついでに買い物に行きたいところもあったので1人ででも行くことにした。

今日2本観ればポイントが溜まり、系列の劇場はどこでも使えるので、やはりそこでしかやってないと言う劇場に移動してもう1本観て帰ることにした。

今日観る予定だったのは『クリムト』『百年恋歌』と、劇場を移動して『ユア・マイ・サンシャイン』の3本

が・・・

連日の寝不足と、朝の満員電車に疲れたせいか、『クリムト』を観始めて暫くしたら睡魔が襲ってきた・・・

で・・・

結局予告編で観たシーンしか見てないような・・・(;^_^A
なので、内容が全然分からなかった、、、。

だけじゃなく・・・

次の『百年恋歌』でも睡魔に襲われ・・・
こっちはほんのちょっとの間だったのでまだ話について行けましたが・・・

Sad movie サッド・ムービー

2006-11-16 23:41:00 | 外国映画
『 Sad movie サッド・ムービー 』

 プロポーズを言い出せない消防士。
彼女を取り戻そうと「別れさせ屋」を始めた男。
困らせていた母親が重病だと知った少年。
初恋の相手の渡仏を知った難聴の少女。
皆、別れの瞬間に自分の道を歩き出そうとしていた。

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06/11/15 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

「この秋泣かせます」と言うキャッチコピーで『手紙』とセットになって宣伝したいたのだが、『手紙』が予想に反して外したので、これは観に行こうかどうしようか悩んでいたのだが、職場の友達がよかったと言うので、仕事の帰りに観に行ってきた。

予告編を観た時にちょっとヤバイかも?と言うシーンがあったので、最初からハンカチを出してスタンバイして観始めたのだが・・・

8人の男女のそれぞれの話かと思っていたら、すべてどこかしら繋がっていて・・・
母子と「別れさせ屋」の男との繋がりはちょっと無理っぽいといころもあったが、それぞれがそれぞれにストーリーがあり、どれもまぁまぁってところだった。

ただ、親子の愛情物はやっぱりウルッときてしまう。
「なかなかよかったよ」と言った職場の友達も、「動物と子どもを出すのは卑怯だよ」と言っていたが、ほんとにそうだと思う。

母親によくなってほしい一心の子どもの姿は健気で涙を誘われた。。。

続き~!

2006-11-15 23:56:31 | 日記


 ディズニーリポート続編です。

開演時間を待つ間に一番の目的地をパチリ!

この日は茨城県民デーだったらしく、すっごい混雑していました。
後から聞いた話だと、この日の入場者は40,000人超えてたそうで、入場規制がかかったそうです。
開園前に到着しててよかったです。

開園を待つ間に娘が隠れミッキーを教えてくれました♪

他の隠れミッキーは大きい丸に小さい丸が2つくっついた形をしたもので、こんなに顔まで見えてる隠れミッキーはここにしかないそうです。

最新のアトラクション “ タワー・オブ・テラー ” のファストパスを取るための順番待ちの間に目的地とツリーをパチリ!

12:05~13:05の時間帯をGET♪

ファストパスを無事GETできたので、S.S.コロンビア号でのショー “ オーバー・ザ・ウェイブ ” に参加すべく、申し込みにゲイト近くまで逆戻り~・・・
これも12時からのショーを確保

ディズニーシーのシンボル “ アクア・スフィア ” も5周年記念のオブジェが飾ってありました♪


このあと、遅めの朝食を食べてショー参加のために集合場所へGO!
色々と説明を受け、楽屋で振り付けを習いリハーサルをやっていざ本番!
すっごい楽しかったです♪

ショーの裏側からスクリーン越しに見たミッキー&ミニーのシルエット

この後、到着した娘の友達と合流し

さて!
いよいよお待ちかねの本日のメインイベント!!!
“ タワー・オブ・テラー ”

いきなり夜の写真になっちゃいましたが、入ったのは昼です♪
こ、怖かった・・・
思いっきり叫びまくりました・・・
出てきた時には声がかすれていました、、、。

そして、メディテレーニアンハーバーでのお昼のショー “ レジェンド・オブ・ミシカ ” を見て遅めのランチ

そのあとは、どこへ行っても長蛇の列で最低でも80分待ち
園内をグルっと一廻りして記念写真スポットでパチリ

“ レイジングスピリッツ ” の側の火の滝?


“ アラビアンコスト ”


“ マーメイドラグーン ”

マーメイドラグーン遠景


噴火前の “ プロメテウス火山 ”

噴火し始めた “ プロメテウス火山 ”
この後トンネルに入ったので噴火中の写真が撮れなかった・・・

ミッキー&ミニー&ツリーのところで記念撮影をして、娘の友達が帰る時間になったのでゲイトまで見送り、それから “ ビッグバンドビート ” の最終に間に合いそうだったのでそれに並びクリスマス・スペシャルバージョンを堪能~♪
ミッキーがドラムを叩いて踊って最高でした!

それから、夜のショーが終わった後の “ ヴェネツィアン・ゴンドラ ” に1番乗りをして、最後に “ マジックランプシアター ” で最後のショーを見終わって出てきたら閉園時間を過ぎていました。

混雑していたため、回ったアトラクションはたった3つだけでしたが、ショーに参加したり、クリスマス期間限定のショーを見たり、とっても充実した内容で1日めいっぱい楽しんできました♪

早々と・・・

2006-11-14 22:41:11 | 日記


 ディズニーはクリスマス一色でした♪

「ただ券があるから、お母さんの誕生日の近くで行こう~♪」と言われ、休みをあわせて行って来ました。
と言うわけで、娘からのディスニーシーご招待は、ただ券で行って来たのでした。。。

そして、たまたま昨日が誕生日だと言う娘の友達が、同じく休みで暇してると言う事だったらしく、「呼んであげれば?」と言ったら、電話して後から合流~♪
夕方までの間は3人で過ごしました。

トップ画像は、海の生き物を意味するホテルへの入口のタツノオトシゴの銅像。

ホテルの正面玄関側のテラスには開園5周年を記念するミッキー&ミニーの像がお出迎え


ゲイトを通って中に入ると今度はツリーと一緒のミッキー&ミニー


園内のあちこちにクリスマスツリーがありました。

これは一番大きなツリーです。

S.S.コロンビア号のラウンジに飾ってあるツリー

ここのラウンジでお昼を食べました~♪


エビフライのサンドウィッチ
すっごいでかいエビフライが入ってました♪


ローストビーフのサンドウィッチと
クラムチャウダスープ


クラムチャウダスープにはミッキーの形のクラッカーが入ってました

S.S.コロンビア号のデッキから見た遠景



ライトアップされたミッキー&ミニー&ツリー


メディテレーニアンハーバーでの夜のショーの後のツリー


木枯らし1号

2006-11-12 22:49:27 | 日記


 夜明け前から凄い突風彡彡彡彡彡

すんっごかったです!!!

近くのシネコンが2周年記念のイベントとして500円ワンコイン「チョン・ジヒョン特集」をやっており、昨日からの1週間は『イルマーレ2000』をやっているので、それを観に行くつもりにしていたのだけど、あまりにもの強風に外出を断念

今日は1日家の中に引き篭もりで返却期限の迫った本を読み耽っていました。。。

春は1番で木枯らしは1号なのね?

旅の贈りもの ★ 0:00発

2006-11-11 23:42:43 | 邦画
『 旅の贈りもの ★ 0:00発 』

 偶数月の第3金曜日にだけ、深夜0時に大阪駅を出る夜行列車。
そんな奇妙な列車に、恋人の浮気やリストラで傷ついた男女が何かに導かれるように乗り込む。
彼らは風町という田舎に辿り着く。

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06/11/08 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 本当にこんな列車が動いているのなら乗ってみたいなと思ってしまいました。
なってことない、車窓から眺める旅の風景がとても綺麗で、心が洗われるような感じでした。
しかも、映画の中に出ていた鉄道マニアの話だとかつては皇族にも使われていた列車だったようで・・・

道理でかなり古い列車にも関わらず、中やとっても綺麗でゆったりとした感じがあり、ほんとに乗ってみたくなるようなっれしゃでした。


到着した先も、現存する町(たぶん中国・四国地方だと思われる)だと思うのですが、の~んびりとしていて、ひと時代昔を見ているような感じだった。
町中が知り合いで、町中の人たちがみんなのことを思いやり、助け合い生きている。

現代の、隣の人が誰かもわからないような、世智辛い世の中とは全然違った穏やか~な環境を見ていると、田舎に帰ってのんびりと老後を過ごしたい気持ちが余計に増してしまった。

前ばかりを向いて、せかせかと急ぎ足で歩いてるような人には是非お勧めしたい作品でした。
そうではない人にももちろんお勧めです♪

全編を通して流れている音楽もまたその場面その場面に合っていて、特に、徳永英明が歌っている歌がしんみりとしていてよかったです♪


ラストではあの懐かしい歌が・・・!
山口百恵じゃなかったのがちょっと残念でしたが、また違った味わいがありよかったです♪

今日の夕飯

2006-11-10 22:30:43 | グルメ


 ラーメン好きの長男が、近くに筑豊ラーメンのお店があるから今度食べに行こうと言っていながらなかなか行く機会がなかったのですが、今日の夕飯は長男と2人だけだったので行って来ました。

私が頼んだのは山小屋ラーメンに煮玉子をトッピング

辛子高菜入りで、ピリ辛で美味しかった♪
山小屋ラーメン ¥651 + 煮玉子 ¥157 で ¥808
ラーメンのお値段としては普通?

長男が頼んだのはトントロチャーメン明太ご飯餃子

辛子高菜が入っていない分スープがマイルドでした♪
トントロチャーメン ¥945 + 明太ご飯 ¥367
これに餃子一皿 (¥409)を食べ満腹!

店長らしき人に「筑豊のどこですか?」と尋ねたら、田川に本店があるとのこと。
思わず「私は○○(私の出身地)です」と言ってしまった。r(^^;)ポリポリ

何を食べようか悩みながら「何にしょ~うか~?」と言ったら、
「懐かしいイントネーション」と言われたので、
「お母さん訛ってた?」と長男に聞いたところ、
「母ちゃん、店に入った瞬間から訛ってたよ!」
と言われてしまった。。。Σ( ̄▽ ̄;
どうやら、“筑豊”と言う言葉で頭の切り替えモードにスイッチが入ってしまったらしい・・・

しかし、久々に食べた九州の味は美味しかった♪


¥500ごとにポイントが付き20ポイント溜まるとラーメン1杯無料と言うことだったので早速ポイントカードを作ってもらった♪

CHAOS カオス

2006-11-10 00:20:52 | 外国映画
『 CHAOS カオス 』

 銀行を襲撃したローレンツ率いる武将集団が爆発の混乱にまぎれて逃亡した。
刑事コナーズは若い相棒デッカーと捜査を開始。
やがて事件が意外な展開を見せる中、警察に内通者がいることが明らかになる。

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06/11/08 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 『トランスポーター』シリーズ(まだ2までしかないが)でお馴染みのジェイソン・ステイサムが出てると言うので、ちょっと興味を持ち観に行って来た。

デッカー役のライアン・フィリップをどこかで見たことあるけど、何の映画で見たんだろう?とずっと考えながら観ててどうしても思い出せず、帰って検索してみたらなんとつい最近観た『父親達の星条旗』に出ていたんだった!
『クラッシュ』でも出てたけど、若い警官役だったかな?

ウェズリー・スナイプスは『ブレイド』シリーズ等出演作はたくさん!

結構知った顔が出演してる割には、上映館が少なく、CMも予告編も観たことがなかった。
が、これの前に観た映画が期待外れだったせいか、これは面白かった!

ジェイソン・ステイサムが小気味よいくらいに見せてくれます。
そしてライアン・フィリップも頑張っています。

黒幕は誰か!? 警察の内通者とは誰か!?
次から次に起こる殺人! 謎解きをしながらの犯人との駆け引き!
なかなかに面白いです♪
どうなるの? 犯人は捕まえられるの? と思いながら観ていると・・・
クライマックスで「えっ!?」
・・・・・

まさか、そんな!?
・・・・・

そんなはずはない! と思いながら観ていたら思わぬ展開に・・・

読めた結末だったけど、最後の最後まで楽しませてくれました♪

手紙

2006-11-09 22:27:25 | 邦画
『 手紙 』

 プロのお笑い芸人になる夢を持つ青年、直貴。しかし彼は、夢や仕事、恋愛といったもの全てを諦めていた。
それは兄の剛志が、彼を大学に行かせるために強盗に入った家で殺人を犯し、刑務所に服役しているためだった。

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06/11/08 【 微妙 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 前半のこれでもか、これでもかって言うくらいの獄中の兄との手紙のやり取り・・・
気持ちは分からなくはないが、何か変!
お互いの身体のことを心配したり(それは当たり前のことなんだが)、仕事や作業の報告をし合ったり・・・
弟が近況報告として仕事のこととか知らせるのは分かる、だけど、兄の方はもっと書かなきゃならない大切なことがあるだろう!
「おかしい! 変!」と思いながら観ていたら、案の定弟が壊れた・・・
当たり前だよね・・・

そもそも、動機からして間違ってるよ!
自分はちゃんと学校を出ていないから弟にはちゃんと学校に行って欲しい・・・
それはいいよ。それはそれで兄の夢や希望として持つのはいいよ。
弟の気持ちは?
弟はそんな兄の気持ちを察して、兄に応えようと頑張って勉強して進学高校の学年トップクラス
でも、本当にそれが弟の希望だった?夢だった?
違うよね?
弟はお笑い芸人になりたかった!
人を笑わせるのが弟の夢だった!
でも、兄の気持ちに応えようと頑張って勉強して大学に進学予定にしていた。

しかし・・・
弟の学費を稼ぐために無理して働き続けた兄は腰を痛め、職場をクビになった・・・
自分が仕事ができなくなったから、学費を稼ぐことができないから押し込み強盗に入る!?
それっておかしくないですか!?
仕事ができない人のために生活保護法って言うものがあるのではないでしょうか・・・?

おまけに、弟が好きだったのを思い出して甘栗を盗ろうとしたところに家人が帰って来て・・・
「ごめんなさい、すみません、返しますから騒がないでください・・・」とすがりついて泣きながら懇願するくらいだったら最初から押し込み強盗なんかに入らなきゃいいじゃない!?って話なんだけど・・・

もっと性悪な兄で、その兄が殺人を犯して服役中で、でも、ほんとは兄弟は仲がよくてとか言うのだったら、獄中の兄との手紙のやり取りも美しい兄弟愛として受け取れることができたのかもしれないが、この設定でのあの内容の手紙のやり取りがなんかシラける一方で・・・

4年ぶりに手紙を書きますと言って書いた弟の本音の手紙を読みようやく自分のやったことのことの重大さに気付く兄・・・
遅すぎるよ!服役して6年も経ってからようやく気付くのか・・・!?
元々が優しい弟想いの兄だったのなら、犯罪者になった時点でそれに気付いてしかるべきではないのでしょうか?

あまりにもクサイ兄弟愛劇に興醒めの気分になった頃に杉浦直樹扮する会長の言葉・・・
「差別を理不尽と思うのではなく、ここから這い上がって行くのだよ。私に手紙をくれた人とはもう1本の糸で繋がっているではないか?これからその1本をもっとたくさんに増やして行くのだよ」
今までのあまりにもクサイ兄弟愛ごっこはこの会長の言葉のためにあったのか!?

号泣必須と言われていたこの映画・・・
涙腺の弱い私は呼吸困難になるかもしれないと覚悟して行ったのだが、この会長さんの言葉のところでやっとウルッ・・・ときました。
その次は被害者の息子さんが「あんたが母を殺したわけじゃないのだから、あんたに謝ってもらう筋合いはない。もう終わりにしましょうや・・・」と言った時。
どれだけの憎しみを抑えて、どれだけの思いをして、そして辿り着いた答えなんだろうか・・・?
きっと、辿り着いてはいないんだろうと思う。
でも、そう言わないと、そう思わないとやりきれない気持ちと言うのも分からなくはない・・・

加害者の身内として周囲からの誹謗中傷を浴びせられ、人との関わりを避けるように転々と仕事や住まいを変え、ひっそりと息を詰めるようにして暮らさなければならない精神的に追い詰められた弟の役を山田孝之はとても上手に熱演していたと思う。
隠れるように暮らしていながら、お笑い芸人を目指し、テレビに出て有名になってしまうと言うのも何だか矛盾したような皮肉な話だったが・・・

たしか、山田孝之だったよね? 隠し子とか認知とかって・・・
後半の4歳の娘と関わるシーンって自分の子どもと被ったりしたのかな~?って思いながら観てしまった、、、。(苦笑)