オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

子育て

2006年02月09日 22時39分36秒 | オカンのつぶやき
今朝のワイドショーで、
「25歳の母親が次男を虐待し死亡させた。」という事件を取り上げていた。
次男が可愛くなかった、というのがその理由で、
食事も水も与えなかったための衰弱死だそうです。

“コメンテーター”の話が興味深い。

「自分は可愛がってもらえなかった」という不満を抱いて大人になった人が、いざ親になった時、
子供に自分の子供時代を投影してしまい、
可愛がられた方(自分が上の子だったら下の子を、あるいはその逆)を疎んじるような傾向に陥る。
この母親には兄弟がいるらしいのですが、それが強く出たのでは?

というような内容だった。

それを聞いていた司会者がね。

「どんな親でも、自分の子供は分け隔て無く育てるものです!!!」と
強くおしゃったので、オカンはちと腹が立った。
いや、この時点ではまだモヤモヤの状態だったけど。

たぶん「可愛がられて育った方」だから、そんな風に言い切れるのでしょう。
だけど、今は忘れたふりをしていても、根深いところで親を許せないでいる人は、必ず居ると思うのです。
相方やオカンのようにね。

この司会者は父親を尊敬していて、父親の話をよく引き合いに出す。
ファザコンのオカンはその気持ちが良く分かるのだが、たしか、この人は離婚歴があったよね。
以前、「息子が成人して、自分に会いに来た。照れくさくて、でも嬉しかった。」という話をしていた。

ってことは、自分で子供を育てていない。
自分が親業をやってないのに、それなのに、一般論でひとくくりにすな!!!

今朝、テレビを見た時の「モヤモヤ」とした不愉快な気持ちは、
よくその原因を探ってみると、そういう腹立ちに行き着きました。

ん~~~、昔の蛍光灯だなぁ。