先に相方の実家へ墓参り。
義弟夫婦としばらく話したあと、
オカン実家に廻りました。
海岸沿いに続くひろーい墓地で、
駐車場も何箇所かありますのに、えらく車が混んでいてね。
雨だから?それにしてもと思ったらなんと、
サーファー達の車でしたわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1a/e33fb2df52bf7cf867c8dfea5f1d40c5.jpg?1628851561)
京阪神や四国方面から波乗りに来るそうです。
良い波の日は情報発信されるそうで、
たくさん集まって波に乗ってると兄が話していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/93/79b5eac1d4bd228b8f417800f6d431af.jpg?1628851561)
往復の車中では恐怖の運転から気を逸らすために読書です。
瀬尾まいこの『幸福な食卓』です。
父親は自殺未遂のあと以前と変わらない生活をしてる。
そして5年後、
「父さんは父さんをやめることにした」と宣言し仕事も辞めてしまう。
母親は未遂事件の衝撃から立ち直れず、
一緒には暮らせないと家を出て一人暮らしを始めるも、
何かと世話を焼きに度々もどる。
しかし支度した夕飯を一緒に食べることなく帰っていく。
成績優秀で顔も良い兄は、彼女ができるも恋愛は続かず、
しょっちゅう振られている。
妹であるヒロインにアドバイスを求めたりする。
妹であるヒロインにアドバイスを求めたりする。
そのヒロインは塾で知り合った彼氏と同じ高校に進み、
将来は大学は別になっても交際を続け結婚する。
その時のためにお互い名字で呼び合うのはやめよう、
という事まで話している。
ちょっと現実感の無い家族と唯一まともに見えるヒロインのお話。
スルスル、スルスルと読んでいたのに、
え?
えェ?
えぇ〜?
この先は帰宅して一人になってからでないと読めないわ。
夕ご飯を作り、食べて、お風呂に入り、
そして、読了しました。
心臓をね、ギュぅっとわしづかみされたけど、
立ち直る過程がね、しみじみと迫ってきて笑顔になれました。
還暦から古希に近づいたオカンでも、気持ちは青い時代に戻ってしまう。
瀬尾まいこの本は、よゐわ♪