500kV試験鉄塔の架線工事(これも針金電気ヤが経験、昭和40年前半に撮影)。

懸垂碍子も長く碍子を伝って電線部分まで行くのも大変。

4連の耐張碍子。

えぼし型鉄塔の緊線工事完了。

ACSR線510sq(1本の太さ)だったか、何れにしても碍子に留める耐張アルミクランプスリーブの圧縮は大変な作業だった。
平成26年12月...
東京電力は東京中部間直流幹線(仮称)新設工事の入札を2015年2月中旬に実施し、3月には落札者を決定する予定だ。11月21日に募集要項を公開、12月5日まで応募を受け付けており、事前資格審査・確認に合格した工事会社を対象とする入札説明会を1月7日に開催す。国が初めて「重要送電設備等」に指定した計画として注目度は高い。東電は「公平でオープンな競争環境」(資材部)を整え、全国からの応募を期待する。
東京中部間直流幹線は、東電新信濃変電所(長野県朝日村)と中部電力の50万V越美幹線近傍(岐阜県高山市)に新設される交直変換設備を結ぶ。20年度に運用を開始する計画だ。国家プロジェクトであり、電力系統がつながっている9電力会社が共同で取り組む。
ルートはまだ確定していないが、今回公表された募集要項ではこれまでの調査を踏まえ、こう長が88.4キロメートル、鉄塔基数が196基。これを9工区に分けて発注する。
工期は18年2月1日からとしているが、できるだけ前倒ししたい考えだ。
東電は、応募時点で取引先登録をしていなくても入札日までに登録できればよいとするなど、競争促進へ広く門戸を開く一方、技術力も重視し、2導体以上の架空送電線工事実績を求めている。共同企業体(JV)や、資本関係がある工事会社の応札については説明会で方針を示す。