低圧200Vによる感電死亡事故の記事だが電工自営30年とある。ヘルメット無し、運動靴、素手のいでたちで活線をカッターで切断。ベテランでも、これでは漏電ブレーカも引き込み線なので当然、無い。即、感電ループとなるのは当たり前のこと。百も承知だろうが勘違いしたのか。低圧ゴム手袋での工事でも万一ショートでもさせたらアークでドカーン...基本は停電作業リスク管理上やらない方が無難。
電力会社より開放してもらうのが第1なのだが工賃をケチったか。軍手等もアテニナラズ危険。高圧感電より低圧一般工事の方がリスク高い、こうなってくると6.6kVも200Vも関係なしと考えた方が良いゾ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/33/4bad1f3eec2c4532b9e2fac4bbb3c9d8.jpg)
ユーチューブ動画サイトに超高圧送電線(外国の活線作業で275kV以上か)に何かの作業でヘリより電線に移動するのがあったが、人間がヘリの足に乗り電線近づくと放電するシーンがあった。電線よりヘリにアーク...そして、そのままホバリングしながら1相、電線(2本)に乗り移る。空中のへりにアークが飛ぶ...ヘリの計器類は墜落もしないので特に問題無い様だ。人間もヘリも-となっているためかアークした電気は何処へ行くのか空中にでも分散するのか、それともヘリに溜まっているのか...大地は遥か下、不思議だ。わかる方コメントでもUPして下さい。日本では考えられない活線作業と思われるが実にスケールが桁違い。これしか停電しないでやる作業の方法はないのか。碍子など渡っていけば即感電の憂き目...ウーン実に立派、へりも電線に接近するだけで命がけ、ローター接触したら断線、皆もろとも落下、大事故余りにもリスクが有りすぎる様だ。
補足:テレビで落雷事故(御神輿の祭り)があり奇跡的にヤケド等はあったが死亡しなかったと放映していた。これは雨の中、体もずぶ濡れの状態が幸いした...落雷時、電気は多くの担ぎ手に分散そして体の表面を走った(水で通りやすかった)ので助かった様だ。又、離れていた人にも地面より電気がはしって足袋のツメ(金属)、そしてサラし巻きの中に携帯電話、この触れていた金属の所の皮膚がヤケドしていた。一瞬にして物から人(そく雷)、人から人へ放電する様だ。(日本工業大の超高圧発生実験設備取材放映)
飛行機に落ちる落雷は飛行機自体の金属が吸収するので中の人は大丈夫とのコメントだった。
しかし一般的な感電事故は濡れていれば体の表面など流れずマトモに心臓を通る危険が大きい...先ずは知識を得てリスクの回避管理をする事に尽きる様だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/77/359b081d02d580d5e5218386757899f0.jpg)
感電時の人間抵抗を2kΩとして、もろに200Vに接触した場合、EB.ED及び機器抵抗(ここでは切断カッター)を0Ωと人間にかかる電圧は114Vとなり体(2kΩ)には57mA流れ、カッターには1.14Aバイパスする計算の様だ。
漏電ブレーカ30mA感度でもあれば瞬時に遮断したものだが電源側なので切るものが無い...電源ショートでは、爆発orヒューズが飛ぶのだがこれも火傷の危険がある。
ベテランの慣れか素手で生切りとは無茶な事をした例なのか。